エレミヤの涙[エレミヤ書 8:18-9:6]
娘である私の民の傷のために、
私は傷ついた。
エレミヤ 8:21
エレミヤは主のさばきのことばを
イスラエルの民に告げながら、
悲しみ、心が弱り果てます。
また苦しみ、嘆き、傷つく彼らを
見ながら、自分自身も傷つくのです。
そして彼の涙はかれます。
どんなに悔い改めを迫っても、
さばきを告げても、
全く悔い改められない
イスラエルの民。
彼らに対するエレミヤのあわれみは、
主のあわれみでもありました。
けれどなおイスラエルは、欺きの中で、
主を知ることを拒むのです。
主は一人として滅びることを望んでおられない。
でもその思いを多くの人は理解し、
立ち返ることができないのです。
そんな私たちが今、
主に立ち返ることができているのは、
ただ主のあわれみ。
このあわれみを受けた者として、
私たちはエレミヤのように
涙と嘆きをもって、私たちの愛する方々が
主に立ち返るように祈る使命が与えられています。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、あなたの涙、嘆きを私の涙、
嘆きとして、祈る者とさせてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。