【日々のみことば】8月1日

主の願い[エレミヤ書 13:1-14]

それは、彼らがわたしの民となり、
 名声となり、栄誉となり、
栄えとなるためだった。
          エレミヤ 13:11

主はエレミヤの腰につけさせた帯を
岩の割れ目に隠すように命じます。
そして何年後に再び、それを取り出すように
命じられるのです。

取り出した帯はボロボロで何の
役にも立たなくなります。
これはイスラエル人が主の前に頑なになって
何の役にも立たないことを意味していたのです。

主が彼らを選ばれたのは、
彼らが主の民となり、名声となり、
栄誉となり、栄えとなるためでした。

でも彼らはそれを見事に裏切り、
主の民としての特権を自ら
拒否してしまうのです。

そのために主は彼らを容赦せず、
惜しまず、あわれみをかけずに
滅ぼすと告げられます。

ずっと忍耐して、イスラエルを
導いて来られた主。
でも主は御怒りを燃やされ、
彼らをしばらくの間、見捨てられる。

これは主なる神様にとっても
大きな痛みです。
でもこれは彼らをもう一度、
ご自分の者とされるためでした。

このことば通り、彼らはバビロンに
捕囚としてとらえられてしまうのです。
しかしずっと彼らが捕囚として、
異国の地にいることはありませんでした。

主は彼らを約束の地に戻して下さるのです。
これが主の永遠に変わらない愛であり、
尽きることのないあわれみ。

この愛とあわれみによって
私たちも今、
生かされているのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの尽きることのない

愛とあわれみを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。