【日々のみことば】8月14日

祭司パシュフルの無知[エレミヤ書 19:14-20:6]

パシュフルは、預言者エレミヤを打ち、
 彼を主の宮にある、上のベニヤミンの
門にある足かせにつないだ。
            エレミヤ 20:2

主の宮でエレミヤが主のさばきの
ことばを預言したとき、
祭司パシュフルはエレミヤを打ち、
足かせにつなぎます。

パシュフルはエレミヤが
悪いことばかりを告げるので、
耐えられなかったのでしょう。

これこそ彼の目が罪ゆえに
閉ざされていた確かなしるし。
翌日、パシュフルはエレミヤの
足かせを解きます。

そうするとエレミヤは彼に
さらに詳しく南ユダの人々に
どのようなさばきが下るかを
告げるのです。

それはパシュフルが偽って語り聞かせた
彼の愛するすべての人たちが
バビロンへ引かれ、すべての富・財宝が
かすめ奪われてしまうこと。

「大丈夫、大丈夫」と何の根拠もない
安心感を南ユダの人たちに
与えてきたパシュフル。

それが彼の愛する人たちを
さらに苦しめてしまう結果に。
このことを聞いて、
彼はどのように感じたでしょうか。

もしかしたら無知な彼は
何も思わず、悔い改めも
しなかったかもしれません。

罪に罪を重ねていると、
みことばがうっとうしくなったり、
みことばに耳を閉ざして
しまうことがあるのです。

そうならないために私たちは
日々みことばに聞き、
みことばによって私たちの心を探り、
悔い改めていくことが大切でしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちが頑なにならず、

みことばを素直に受け入れることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。