【日々のみことば】8月16日

いのちの道と死の道[エレミヤ書 21:1-14]

見よ。わたしはあなたがたの前に、
 いのちの道と死の道を置く。
           エレミヤ 21:8

ゼデキヤ王は使者をエレミヤの
もとに遣わし、主のみこころを
尋ね求めるのです。

それに対して主は、主ご自身が
彼らと戦われること。
多くの人を主が打たれること。

また生き残った者たちは、
バビロンの王の手に渡され、
彼らは惜しまず、容赦せず、
あわれみをかけないと告げられます。

さらに主は都にとどまる者は、
剣と疫病によって死ぬこと。
逆に降伏する者は生き、
自分のいのちを戦勝品として得ると。

降伏するしか生きる道がない。
主の愛とあわれみの中で
生きてきた彼らにとって
何とも辛い宣告です。

でもこれは彼らが主を捨て
自分勝手に歩んできた結果。
その報いを彼らは受けています。

このように主はいったん
イスラエルの民を手放される。
しかし彼らを完全に見放され、
見捨てたわけではなかったのです。

彼らへのわざわいは、彼らをもう一度
取り戻すための主のみわざ。
主は彼らをご自分の民とするために
彼らを敵の手に渡されたのです。

私たちも主の御声に聞かず、
自分の道を行くなら、
主のさばきの中に置かれるでしょう。

しかしそれは一時的なものであり、
私たちが主に立ち返るための
主の愛のみわざ。

そのときに私たちは頑なにならず、
主の御声に聴き、主に従って
歩むことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたは私たちを決して

見捨てられないことを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。