アドニヤの野心[Ⅰ列王記 1:1-10]
彼の父は、「おまえは、どうして
こんなことをしたのか」と言って、
彼のことで心を痛めたことは
一度もなかった。
Ⅰ列王記 1:6
今日から列王記第一を通して
主の御声を聞いてきます。
ダビデの晩年、王位継承のことで、
問題が生じます。
四男のアドニヤが自分が王になると
野心を抱くのです。
6節には、ダビデが彼のことで
心を痛めたことがなかったとあります。
これはアドニヤがダビデに従順だったと
いうことではありません。
他の聖書では「厳しくしつけることなく」と
あるのです。ダビデは子育てにおいて、
大きな課題を抱えていました。
しっかりしつけることができなかったのです。
それが様々な問題を引き起こす
ことになります。
それでもなお主はダビデをあわれみ、
ダビデの家系を存続させてくださるのです。
私たちも弱さがあります。
失敗することもあるのです。
けれどそれを主は放っておかれず、
最善へと導いてくださいます。
この主の導きに感謝して、
今月も歩んでまいりましょう。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、弱さ・欠け・失敗を最善へと
導いて下さるあなたの恵みに感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。