【日々のみことば】10月3日

助言を退ける王[Ⅰ列王記 12:1-11]

しかし、王はこの長老たちが
 与えた助言を退け、
自分とともに育ち、
 自分に仕えている若者たちに
こう相談した。
           Ⅰ列王記 12:8

ソロモンの色々な事業によって
イスラエルの人々は重いくびきを
負わされていたようです。
これもまたソロモンの負の遺産。

それを軽くしてくれるように
ヤロブアムを筆頭に、
レハブアムに頼むのです。

父ソロモンに仕えていた長老たちは
彼らの言い分を聞いてあげるように
助言を与えます。

長老たちはソロモンの圧政によって
人々が苦しんでいたのを
見ていたからでしょう。

しかしレハブアムは彼らの助言を
退けてしまうのです。
そして自分とともに育った
若者たちに相談します。

誰に相談するか。誰の助言に従うか。
私たちは自分の考えに近い人に相談し、
その助言に従いたいという心があります。

けれど本当に聞くべき助言は、
自分にこびず、はっきりものを
言ってくださる人の助言です。

私たちの一番の助言者はイエス様でしょう。
イエス様は私たちに適切な助言を
いつも与えてくださるのです。

このイエス様の助言を無視しないで
聞き従うことができたらと願います。
また良き助け手、助言者が与えられるよう、
お祈りしていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、一番の助言者であるイエス様に

聞き従う者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。