【日々のみことば】10月5日

ヤロブアムの罪[Ⅰ列王記 12:25-33]

このことは罪となった。
 民はこの一つを礼拝するために
ダンまで行った。
           Ⅰ列王記 12:30

ヤロブアムが北イスラエルの
王となると、一つのことが
心配になるのです。

それは主にいけにえを
献げるために、イスラエル人が
エルサレムに上っていくなら、
彼らがレハブアムのところに
帰ってしまうのではないかということでした。

そこで誰かに相談し、二つの金の子牛を造り、
それらをベテルとダンに置くのです。
そしてベテルとダンでいけにえを献げるように
民たちに命じます。

これがヤロブアムの罪でした。
彼は主の命令を何一つ守らず、
自分勝手な礼拝を民たちに強要します。

しかもレビ人以外の一般の人を
祭司にして、祭りの日も、
勝手に考え出した日にするのです。

これは神様の前に大きな罪でしたが、
ヤロブアムをはじめ、イスラエルの人たちは
自分たちの罪に気づかないのです。

エルサレムに行かなくても
いけにえを献げられるなら、
それで良いのではないかと
妥協してしまいます。

私たちはどうでしょうか。
主の喜ばれる礼拝を献げているでしょうか。
それとも自分たちが満足する礼拝でしょうか。
いつも自らを吟味していくことができますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、自分勝手な礼拝ではなく、

あなたに喜ばれる礼拝を献げることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。