【日々のみことば】10月6日

神の人の忠告[Ⅰ列王記 13:1-10]

神の人が主のことばによって
 与えたしるしのとおり、
祭壇は裂け、灰は祭壇からこぼれ出た。
            Ⅰ列王記 13:5

ユダから一人の神の人が
ベテルに遣わされます。
彼はヤロブアムが香をたこうとしていた
祭壇に向かって叫ぶのです。

それを聞いてヤロブアムは
彼を捕えようとします。
ところが彼の手はしなびて
元に戻せなくなるのです。

さらに神の人が告げたとおり、
祭壇は裂け、灰が祭壇から
こぼれ落ちます。

この出来事を通して、
ヤロブアムは神の人に
自分の手のいやしを
祈ってくれるように願うのです。

神の人はヤロブアムの願いを聞き、
彼のために祈ります。
その祈りに主が応えてくださり、
ヤロブアムは癒やされるのです。

これによってヤロブアムは
自らの行いを悔い改めたでしょうか。
いいえ。彼は主のみわざを経験しても、
悔い改めず、自分の道を進むのです。

今日の箇所で興味深いことは、
6節でヤロブアムが神の人に
「あなたの神、主にお願いして」と
頼んでいるところです。

彼にとって主は、もう自分の神では
なくなっているのです。
これは彼の心が完全に主から
離れていた確かな証拠です。

天地創造をされ、
今も支配しておられる主は、
私たちの神様です。

この大きな恵みを忘れず、
日々、私たちの神様に祈り、
主の導きに従ってまいりましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが私たちの神様と

なって下さることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。