【日々のみことば】10月12日

全きもの[Ⅰ列王記 15:9-24]

アサの心は生涯、主とともにあり、
 全きものであった。
          Ⅰ列王記 15:4

南ユダの王アサは、ダビデのように
主の目にかなうことを行います。
汚れた習慣を廃止し、
偶像を取り除くのです。

彼の心は生涯、主とともにあり、
全きものでした。
だからと言って、何も問題が
ないわけではなかったのです。

北イスラエルとの間に
衝突がありました。
北イスラエルの王バアシャは
アサのもとにだれも
出入りできないようにします。

そのためアサはアラムの王に
助けを求めるのです。
このことについて第一列王記では
何も語られていません。

けれど第二歴代誌を見ると、
このように主に求めず、
アラムの王に助けを求めたことが
大きな問題となっていることが分かるのです。

しかもアサは預言者に
罪を指摘されると、預言者を
牢獄につないでしまいます。

さらに病気の時にも、
主を求めず、医者を求めるのです。
これは彼の心が神様から
離れていたことを意味しています。

このアサの歩みから、
ずっと主に従い通す、
主と心を一つにすることの
難しさを覚えるのです。

私たちも時に自分勝手に歩み、
心が主から離れてしまうこともあるでしょう。
その時、主に引き戻していただき、
主を求めることができるよう、
ともにお祈りしていくことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたを求め、

あなたに信頼して歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。