【日々のみことば】11月18日

ヨブの願い[ヨブ記 13:20-14:22]

ただ二つのことを、
 私になさらないでください。
そうすれば、私は御顔から
 身を隠しません。
          ヨブ記 13:20

ヨブは自分の思いを
神様にぶつけます。
ヨブの願いは二つ。

一つは主の手を
遠ざけてくださること。
ヨブは主の手に陥り、
苦しんでいたからです。

もう一つは主が
返答してくださること。
ここまでヨブが語ることに、
主は沈黙されています。

主が何も語ってくださらないことは、
ヨブにとって大きな苦しみ。
生きている意味さえ見失いそうになる。

自らの罪ゆえに試練にあっているのなら
自分の罪に目を留めず、
咎をおおってくださいと祈ります。

試練の中でのヨブの葛藤が良く分かります。
私たちも苦しみの中で、自分を責めたり、
生きる意味を見失いそうになることがあるのです。

それらを自分の内側に
仕舞い込むのではなく、
主の前にすべてを明らかに
することが大切であると教えられます。

主は私たちの嘆きを
必ず聞いてくださるからです。
私たちも主にあって常に望みがある。
このことを覚えて、歩んでまいりましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちの叫び、嘆きを

すべて聞いてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。