むなしいことに信頼するな[ヨブ記 15:17-35]
迷わされて、
むなしいことに信頼するな。
その報いはむなしいからだ。
ヨブ記 15:31
エリファズはヨブが苦難と
苦悩に遭っているのは、
彼が悪しき者であり、
横暴な者だからだと考えています。
確かに主の前に尊大にふるまい、
傲慢に神に向かって突き進む者は、
神様のさばきを受けるでしょう。
自分のしたことの報いが与えられます。
「迷わされて、むなしいことに
信頼するな」も、主以外のものを求めて、
むなしい考えや意見に
迷わされそうになることもあります。
でも、このようにヨブを非難するのは、
エリファズの役割であったでしょうか。
ただヨブの置かれた状況だけを見て、
判断することはできないはずです。
私たちも正しさを人に
押しつける過ちを犯さないように、
気をつけなければなりません。
自分のことはさておき、
みことばを人に当てはめ、さばくのではなく、
自分のうちにある梁をまず取りのけられるよう、
お祈りしていきたいと願いします。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、人をさばくのではなく、
みことばによって自分自身を変えることができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。