【日々のみことば】12月4日

神の光によって[ヨブ記 29:1-25]

あのとき、神はともしびを
 私の頭上に照らし、
神の光によって私は闇の中を歩いた。
            ヨブ記 29:3

ヨブは神様が自分を
守ってくださった昔の日々を
懐かしみます。

神様の光に照らされ、
闇の中を歩いていた頃を。
神様との親しい交わりを
思い出すのです。

また彼は人々から認められ、
人々の必要のために、
様々な良い行いをしていました。

彼は本当に幸せでした。
でも傲慢になることなく、
主を恐れていたのです。

彼は5節で言います。
「全能者がまだ私と
ともにおられたとき」と。

ヨブは今、主が遠くに
おられるように感じていたのです。
もう主が自分を守ってくださる日々は
来ないのではないかと思っていた。

でもなお彼は主を呪いません。
主に不平不満をぶつけ、
「神はどこにいるのか」と
叫ばない。

静かに主がしてくださった
みわざを思い起こすのです。
私たちも日々の歩みの中で
主が遠くに感じるときがあります。

自分の思うように事が進まないとき、
人から中傷されるとき。
でも主は決して私たちから遠くのところに
おられるのではありません。

主はどんなときにも
私たちの近くにおられ、
私たちをご自身の光で照らし
続けてくださいます。

その光を見失うことなく、
主の助けを待ち望むことが
できたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、暗闇の中をあなたの光によって

歩んでいくことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。