ヨブの叫び[ヨブ記 30:16-31]
私は善を望んだのに、
悪が来た。
光を待ったのに、
暗闇が来た。
ヨブ記 30:26
ヨブは自分の叫びに主が沈黙され、
目を留めてくださらないことを
嘆いています。
主がヨブにとって残酷な方に変わり、
御手の力で、攻めたてられていると。
これは彼が望んでいたことでは
ありませんでした。
ヨブは自分でも告白するように、
誠実に生き、人々を助けて
寄り添ってきました。
それなのに苦しみの日が立ち向かい
泣き叫んで歩き回るしかない。
このような自分のみじめさを
彼は吐き出します。
それでも彼は苦しみの中で、
主に手を伸ばし、助けを求める。
光をなおも待ち望みます。
私たちも「主よ、まだですか」と
叫びたくなるときがあるのです。
自分の善に報いられない、
苦しみを感じるときあります。
しかし私たちは決して忘れてはいけません。
私を贖う方は生きておられることを。
主は私たちを見捨てず、
弁護してくださるから。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、苦しみの中であなたを
見失うことがありませんように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。