【日々のみことば】12月15日

嵐の中から[ヨブ記 38:1-18]

知識もなしに言い分を述べて、
 摂理を暗くするこの者はだれか。
           ヨブ記 38:2

ようやく神さまがヨブに
答えてくださいます。
でも神さまの答えはヨブが
望んでいたものだったでしょうか。

神さまはヨブに知識もなしに
言い分を述べて、摂理を暗くする
この者はだれかと問われます。

ヨブは神さまについて間違ったことは
語っていませんでした。
でも彼の神さま理解は神さまの
偉大さに比べればわずかであった。

摂理とは、他の聖書の訳では
「主の計画」となっています。
主の計画を暗くするとは、
曇らせるということでしょうか。

神さまについて、
神様のみこころについて
ほとんど分かっていないのに、
あたかも分かっているように語る。

これを神さまは警告されて
いるのでしょうか。
でも神さまはヨブをさばいて
終わらせません。

勇士のように腰に帯を締め、
勇敢にご自分の問いに
答えるように命じられるのです。

4節以降、主はご自分が
天と地とそこに満ちる
すべてのものを作られ
今も支配しておられることを語られます。

ヨブにご自分の偉大さ、力を
示されるのです。
ヨブは苦しみの中で、
視野が狭くなっていました。

そんな彼の視野を広げ、
神様ご自身の素晴らしさに
目を向けるように語られたのです。

私たちは、どうでしょうか。
私たちの視野は狭まり、
神さまの素晴らしさを
忘れていないでしょうか。

神さまの素晴らしさをほめたたえ、
神さまを賛美して歩んでまいりましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの素晴らしさを

もっと教えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。