私の苦しみのときに[詩篇 102:1-11]
私の苦しみのときに
御顔を私に隠さないでください。
詩篇 102:2
表題に「苦しむ者の祈り」とあります。
苦しむ記者が主の御前に自らの
嘆きを注ぎ出す祈りなのです。
苦しみのとき、
彼は主を見失わず
主に心を向けます。
主に叫び求めるのです。
でも直ぐに答えはこない。
だから食事も喉を通らず、
眠ることもできない。
この苦しみは主の憤りと
激しい怒りのゆえに
主が自分を持ち上げ、
投げ捨てられたからではないかと。
主にも見捨てられたかのような嘆き。
でも彼は主のみに信頼します。
苦しみのときに、
どこに助けを求めるか。
どこまでも主に信頼し、
主の助けを待ち望むか。
主を諦め、他のものに頼るか。
それが私たちに問われています。
主は良いお方。
主の真実は変わらない。
この確かさを覚え、
主に注ぎ出す祈りを
献げていきましょう。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、苦しみのとき、
あなたに信頼することができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。