【日々のみことば】3月4日

御姿が変わるイエス様[マルコ 9:2-13]

すると、彼らの目の前で
  その御姿が変わった。
          マルコ 9:2

ペテロがイエス様を
「あなたはキリストです」と告白し、
イエス様がご自分の苦しみ、
死と復活を預言されてから六日後のこと。

今度は3人の弟子たちを連れて
山に登られます。
そこでイエス様の姿は
変わるのです。

栄光を帯び、光り輝きます。
イエス様は弟子たちに
救い主としてのご自分の姿を
明らかにされたのでしょう。

それだけでなくエリヤとモーセが
現れて、イエス様と話をされます。
それを見て、ペテロは何を言ったら
良いか分からなくなるのです。

ですから彼らのために
幕屋を造りますと言います。
それに対する応答はなく、
雲がわき起こり、声がするのです。

「これはわたしの愛する子。
 彼の言うことを聞け」

すべてが弟子たちにとって
驚きであり、恐怖でした。
自分たちの予想外のことが
たくさん起こっているからです。

このことで3人の弟子たちは
イエス様こそ真の神様であり、
真の救い主であると思ったことでしょう。

でもイエス様は彼らにこのことを
言わないように口止めします。
イエス様が死からよみがえるまでは。

この意味が彼らには
よく分からないのです。
だれもイエス様が実際に
死んでよみがえるまで、
イエス様がよみがえることを
信じることができませんでした。

いいえ、イエス様がよみがえった後も
多くの弟子たちはイエス様のよみがえりを
信じられなかったのです。

でも、もしイエス様が
死んで終わりだったら
私たちの信仰は空しい。
何の希望もなくなります。

しかしイエス様は死んで
三日目によみがえられ、
今も生きておられるのです。

ですから私たちは死を
恐れることはありません。
主イエス様がよみがえられたように、
私たちもよみがえることができるからです。

この素晴らしい福音に生きるなら、
私たちは絶望することなく、
歩むことができるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様がよみがえられ、

今も生きておられることを心から信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。