【日々のみことば】12月15日

目を覚ませ[ヨエル書1:1-12]

目を覚ませ、酔いどれよ。泣け。
           ヨエル書1:5

ヨエル書が書かれたのは、
南ユダが近隣諸国に
攻め込まれているときか、
バビロン捕囚された後か、
はっきり分からないようです。

イナゴによってイスラエル人は
大きな損害を被ります。
それは偶然ではなかったのです。
イスラエル人が酒に酔い、
好き勝手なことをしていたから。

しかもイナゴの被害だけでなく、
ある国民が南ユダに攻め上り、
主の愛するイスラエル人を
丸裸にしてしまうのです。

そのため南ユダには
喜びが消え去ります。
この状況を主は、
痛み悲しむように命じられるのです。

現実をしっかり見て、
しっかり悲しみ、
悔い改めるようにということでしょう。

すべての損害、被害が私たちの
罪・悪ゆえでなかったとしても
それに向き合うことはとても大切です。
見て見ぬふりをしたり、
目を背けるのではなく、、、

そうして主の前にへりくだることを
主は私たちに求めておられるのです。
逆境の時によく考え、
主のみこころを知ることができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、逆境の時にあなたのみこころを
知る者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。