サウルの殺意[Ⅰサムエル19:1-24]
サウルはそこへ、ラマのナヨテへ
出て行った。彼にも神の霊が
臨んだので、彼は預言しながら
歩いて、ラマのナヨテまで来た。
Ⅰサムエル記19:23
サウルはダビデを殺そうとしますが、
彼の思い通りにはいきません。
そればかりでなく、神の霊が離れていた
サウルに再び神の霊が臨むのです。
それにしてもなぜサウルに
このようなことを主はされたのでしょうか。
これは他でもなく、サウルに対する
神様のあわれみです。
神様は確かに彼の不信仰を怒り、
悲しんでおられました。
そのさばきとして、
主の霊が彼から離れ去ったのです。
しかし主はサウルを完全に
見捨てられたわけではなかった。
彼がこれ以上罪を犯さないために、
咎なきダビデを殺して罪に罪を
重ねないように、彼に主の霊を臨ませたのです。
これによって彼がご自身に立ち返ることを
主は願っておられたのかも知れません。
主はいつでも私たちが罪に留まらず、
立ち返ることを望んでおられるのです。
私たちにも聖霊なる神さまが
与えられているのは、私たちが罪を捨て、
主のみわざをほめたたえるためです。
このことを今日一日覚えていきましょう。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、私たちが罪を捨て、
あなたをほめたたえていくことができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。