【日々のみことば】6月8日

サウルの殺意[Ⅰサムエル19:1-24]

サウルはそこへ、ラマのナヨテへ
 出て行った。彼にも神の霊が
臨んだので、彼は預言しながら
 歩いて、ラマのナヨテまで来た。
          Ⅰサムエル記19:23

サウルはダビデを殺そうとしますが、
彼の思い通りにはいきません。
そればかりでなく、神の霊が離れていた
サウルに再び神の霊が臨むのです。

それにしてもなぜサウルに
このようなことを主はされたのでしょうか。
これは他でもなく、サウルに対する
神様のあわれみです。

神様は確かに彼の不信仰を怒り、
悲しんでおられました。
そのさばきとして、
主の霊が彼から離れ去ったのです。

しかし主はサウルを完全に
見捨てられたわけではなかった。
彼がこれ以上罪を犯さないために、
咎なきダビデを殺して罪に罪を
重ねないように、彼に主の霊を臨ませたのです。

これによって彼がご自身に立ち返ることを
主は願っておられたのかも知れません。
主はいつでも私たちが罪に留まらず、
立ち返ることを望んでおられるのです。

私たちにも聖霊なる神さまが
与えられているのは、私たちが罪を捨て、
主のみわざをほめたたえるためです。
このことを今日一日覚えていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちが罪を捨て、

あなたをほめたたえていくことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。