【日々のみことば】6月9日

見極める大切さ[Ⅰサムエル20:1-23]

あなたの恵みを私の家から
 とこしえに断たないでください。
主がダビデの敵を地の面から
 一人残らず断たれるときにも。
          Ⅰサムエル記20:15

ダビデはヨナタンにサウルが
自分のいのちを狙っていることを告げます。
このことをヨナタンは信じられないのです。

だからダビデはヨナタンに
サウルが自分のことをどのように
思っているのかを探るように
お願いします。

その願いにヨナタンは応答し、
サウルが寛大でなければ、
ダビデに知らせることを
主にかけて誓うのです。

またヨナタンもダビデに
一つのことを願います。
それはダビデの恵みを自分の家から
永遠に断たないで欲しいということでした。

ヨナタンは自分たちの家の
未来について少なからず
心配があったのでしょう。
ですからダビデに託すのです。

このダビデとヨナタンとの
やり取りを見ながら
彼らが主のみこころをしっかり見極めつつ、
行動しようとしていることが分かります。

何も考えずに行動するのでもなく、
ただがむしゃらに戦おうとするのでもなく、
主の道を探るのです。

私たちも様々な試みのとき、
主のみこころをしっかり
見極めていくことが大切ですね。
主が何を望み、主の道はどこか。

それを知っていくとき、
私たちは自分の道を突き進むことなく、
落ち着いて歩むことができることでしょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの道をしっかり

見極める心を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。