【日々のみことば】5月31日

罪を知る恵み[ローマ人への手紙 3:1-20]

律法を通して生じるのは罪の意識です。
              ローマ 3:20

パウロはユダヤ人の
すぐれたところは
神のことばが委ねられた
ことだとします。

でもそれが神様のさばきを
逃れる理由にはならないのです。
不真実だったら、
すべての人はさばかれます。

パウロはまた、私たち人間は
神様の前にすぐれているところは
全くないと断言します。
なぜなら私たちは罪の下にあるからです。

その罪が赦されるために
律法を守り行う必要がありました。
でも律法を守り行っても、
神様の前に義と認められないのです。

罪から完全に抜け出すことが
できないからです。
そして律法を通して生じるのは
罪の意識だとします。

みことばを読み、思い巡らすと
私たちは自分の罪深さを知るのです。
けれど、それこそ私たちにとって
大きな恵みです。

自分の罪が分からないと、
イエス様の十字架の意味が
全く分からないからです。

今日も自らの罪深さに
気づかせていただき、
イエス様の十字架の恵みに
寄りすがることができますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちの罪を示し、

イエス様の十字架にすがる心を
 与えてくださり、感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。