【日々のみことば】6月22日

ともに喜び、ともに泣く[ローマ人への手紙 12:9-21]

喜んでいる者たちとともに喜び、
 泣いている者たちとともに泣きなさい。
             ローマ 12:15

パウロは愛には偽りがあってはいけない。
兄弟愛をもって互いに愛し合いなさいと
命じています。

この互いに愛し合うという戒めは、
イエス様が与えてくださった新しい約束。
私たちは互いに愛し合うことで、
主の律法を全うすることができるのです。

そして互いに愛し合うこととは、
15節にあるように、
人の喜びを自らの喜びとし
人の悲しみを自らの悲しみとすること。

これは生まれつきの
罪の奴隷であった時には、
無理でした。
真逆のことをしていました。

しかしイエス様の愛を知った私たちは、
新しく生まれ変わり、
寄り添うものとされているのです。

私の父の葬儀においても、
多くの方が私たち家族の悲しみに
寄り添ってくださり、
愛を実践してくださったことを感謝しています。

また私が牧師として神学校に行く少し前に、
教会の方が15節のみことばを引用し、
このような牧師になってくださいと
言われたことは、私の心にずっと留まっています。

今日も喜ぶ人、悲しむ人に
寄り添う歩みができますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、喜ぶものとともに喜び、

悲しむものとともに悲しむものとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。