ともに喜び、ともに泣く[ローマ人への手紙 12:9-21]
喜んでいる者たちとともに喜び、
泣いている者たちとともに泣きなさい。
ローマ 12:15
パウロは愛には偽りがあってはいけない。
兄弟愛をもって互いに愛し合いなさいと
命じています。
この互いに愛し合うという戒めは、
イエス様が与えてくださった新しい約束。
私たちは互いに愛し合うことで、
主の律法を全うすることができるのです。
そして互いに愛し合うこととは、
15節にあるように、
人の喜びを自らの喜びとし
人の悲しみを自らの悲しみとすること。
これは生まれつきの
罪の奴隷であった時には、
無理でした。
真逆のことをしていました。
しかしイエス様の愛を知った私たちは、
新しく生まれ変わり、
寄り添うものとされているのです。
私の父の葬儀においても、
多くの方が私たち家族の悲しみに
寄り添ってくださり、
愛を実践してくださったことを感謝しています。
また私が牧師として神学校に行く少し前に、
教会の方が15節のみことばを引用し、
このような牧師になってくださいと
言われたことは、私の心にずっと留まっています。
今日も喜ぶ人、悲しむ人に
寄り添う歩みができますように。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、喜ぶものとともに喜び、
悲しむものとともに悲しむものとさせてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。