癒やしがたい打ち傷[エレミヤ書 10:17-25]
ああ、私は悲しい。
この傷のために。
この打ち傷は癒やしがたい。
エレミヤ 10:19
イスラエルの民が主を捨て、
主に背いたことによって受けた傷。
それは癒やしがたいもの。
でもその病を負うのが
自分の使命だと
エレミヤは告げます。
預言者は主を知っているのです。
だからこそ主のもとに立ち返るように
何度も警告を与えます。
けれど民は立ち返れないのです。
そんな彼らとともに
エレミヤも苦しみ、傷をうけます。
また主によって懲らしめられることを
求めるのです。
それは主の懲らしめは、
恵みと公正と正義に満ちているからでしょう。
人の手に陥ることの方がもっと悲惨な
ことであるとエレミヤは知っていたのです。
すべてのことを主に委ね、
主を求めること。
これが私たちの歩みのすべて。
どんな苦しみの中でも、
癒やしがたいと思える傷を受けても、
主の助けを待ち望むなら、
私たちは力を得て、立ち上がることができるでしょう。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、どんな状況に置かれても、
あなたへの信頼を失うことがありませんように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。