【日々のみことば】11月26日

ヨブのおびえ[ヨブ記 21:1-16]

なぜ悪しき者が生きながらえて
 年をとっても、
なお力を増し加えるのか。
           ヨブ記 21:7

ヨブは友たちに、とにかく
自分の話を聞いて欲しかった。
ヨブは一つのことでおびえます。

それは悪者が生きながらえ、
年をとっても増し加えること。
悪者に正しいさばきがなされず、
のうのうと生きていること。

そんな彼らと自分が
一緒にされていることが
ヨブにとって耐えられないのです。

なぜならヨブは正しく
生きてきたのに、
苦しみがあり、
死に瀕しているから。

この不条理さにヨブは嘆く。
でもこれはただの不平不満、
悪口ではなかったのです。

この素直な気持ち、怒り、
おびえを主の前に素直に
言い表します。

ヨブは本当に正しい自分が
なぜ苦しみにあうのか、
主に問いたかったのでしょう。

私たちも生きている上で
理不尽なことがたくさん起こります。
そのときその思いを主にぶつけ、
主に聞いてもらうことは大切です。

ただ内にとどめて、
良い人ぶるのではなくて。

今週も私たちの全てを
知っておられる主に自らの思いを
聞いていただきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたに私の素直な思いを

語ることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。