【日々のみことば】11月27日

空しいことばで[ヨブ記 21:17-34]

それなのに、どうしてあなたがたは
 空しいことばで
私を慰めようとするのか。
           ヨブ記 21:34

ヨブは友人たちの計画を
知っていました。
それはヨブを悪者として
断罪すること。

でもヨブは自分が悪者たちのように、
ともしびが消えて神の怒りによって
滅び分けられることがなかったのです。

また悪者の行くべき道を告げたり、
彼のしたことに対して、
誰が報いることができるのかと
友人たちに問いかけます。

これは悪者たちに何を言っても、
結局は滅びに向かうだけだ
ということでしょう。

ヨブにとって友たちのことばは、
慰めではなく、空しく聞こえていた。
私たちの語ることばは、
どうでしょうか。

上っ面の、不誠実なことばを
語ることがあるような気がします。
だからこそ生きたことば、
人を生かすことばを語ることが
できたらと願うのです。

それはまさにみことばでしょう。
でもみことばを人に語るときにも、
私たちは気をつけなければなりません。

みことばによって人をさばいたり、
責めたりしてしまうことがあるからです。
そうすると生かすことばが、
空しくなってしまう。

ですから時宜にかなったことばを
語ることができるように、
祈っていけたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、時宜にかなったことばを

語ることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。