【日々のみことば】12月24日

キリストのゆえに損と[ピリピ 3:1-11]

しかし私は、自分にとって
 得であったこのような
すべてのものを、
 キリストのゆえに損と
思うようになりました。
           ピリピ 3:7

パウロは自他共に認める
家柄が良く、熱心な信仰者でした。
それらをイエス様に出会う前、
誇りとしていたのです。

でもイエス様に出会った彼は、
家柄、律法に忠実であったことが
全く誇りではなくなりました。

パウロはイエス様を信じ、
イエス様を伝える伝道者となったことで、
今まで自分が築いてきた
すべてを失うのです。

でもそれで良いとパウロは語ります。
それはキリストを得て、
キリストのものとされたからです。

そして自分の行いによって
神様の前に義と認められるのではなく
イエス様を信じる信仰によって
義と認められると断言します。

これが信仰義認です。
私たちは自分の行いによって
神様の前に正しいと
認められるのではありません。

イエス様を信じることで
私たちは神様の前に
正しいと認められるのです。

だからと言って好き勝手に生きて
よいというわけではありません。
パウロはキリストの苦難にも
あずかっていると告白するのです。

彼は自分の救いの完成を目指して
目を覚まして歩み続けています。
私たちも救いの完成に向けて、
主が導いてくださっているのです。

だからこそ私たちは、主イエス様に
しっかりとどまり、目を覚まして
歩んで生きましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、救いの完成へと

導いてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。