【日々のみことば】2月27日

口先で、、、[マルコ 7:1-13]

あなたがたは
 神の戒めを捨てて、
人間の言い伝えを堅く
 守っているのです。
         マルコ 7:8

パリサイ人たちは衛生的なことで、
弟子たちが手を洗わないことを
非難したわけではありませんでした。
彼らの「きよめ」の伝統のためだったのです。

イエス様について行った
弟子のある人たちは、
伝統などどうでも良いと
思い始めたのでしょうか。

それは本質的なことではないと。
もしくは最初から伝統を無視し、
衛生的にも汚い生活を良しと
していた人たちだったのでしょうか。

どちらの人たちであるかは
よく分かりませんが、イエス様は
彼らが手を良く洗わないで、
食べるのを問題にされていません。

問題は伝統だけを必死に
守ろうとするパリサイ人たち。
神様の戒めを捨て、
人間の言い伝えを堅く守っていると
痛烈に非難されるのです。

このイエス様のことばを
思い巡らしながら、
自分は果たして神様の戒めを
堅く守っているだろうかと
問われました。

自分が正しいと思って
していることは、
人間の言い伝え、伝統であり、
本質的なことではない。

神様が望んでいることではない。
そんなことがあるのではないか。
私たちは何でもかんでも
自分が正しいと思う傾向があります。

でももう一度、口先だけで
神様を敬っているだけで
その心は神様から
離れていないかどうか
自らを吟味する必要があると
今日の箇所から教えられました。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、本質的でないことにこだわり、

あなたから心が離れているなら、
 悔い改めることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。