主の忍耐は救い
また、私たちの主の忍耐は
救いであると考えなさい。
Ⅱペテロ3:15
ペテロは義の宿る新しい天と新しい地を
待ち望む私たちにしみも傷もない者として
神様に見出していただけるように、
努力するように勧めます。
それとともに主の忍耐は救いであると
主が私たちのために忍耐されていることを
明らかにするのです。
イエス様を信じることによって
義と認められ、聖なるものとされた私たち。
でも主のきよさに到底及ばず、
古い自分が顔を出すこともあります。
この世の流れにながされ、
主に背いてしまうのです。
そんな私たちのことを主は
いつも忍耐してくださり、
私たちを悔い改めへと導いてくださるのです。
私たちはこの主の導きに
素直に応答することが求められています。
父よ、あなたが私たちに対して忍耐してくださり、
絶えず悔い改めへと導いてくださっていることを感謝します。
純真な心を奮い立たせる
・・・これらの手紙により、
私はあなたがたの記憶を呼び覚まして、
純真な心を奮い立たせたいのです。
Ⅱペテロ3:1
ペテロは、第二の手紙を書いた理由を、
主であり救い主であるキリストの命令を
思い出させるためであるとします。
多くの偽教師たちはキリストが
再び来られることはないと
主張していたようです。
それに惑わされ、純真な心を
失ってしまう者たちもいたのでしょう。
だからこそペテロは彼らの純真な心を
奮い立たせようとします。
イエス様も「目を覚ましているように」と
いつも教えられました。
私たちも油断していると、
すぐに目が閉ざされ、主のみこころが
分からなくなってしまいます。
今日も私たちの目を主によって
開いていただきましょう。
父よ、油断せずに、あなたのみことばに
とどまるものとさせてください。
本日 19時よりキャンドルサービスを行います。
クリスマスの喜びをともに味わいましょう。
なおYouTubeでのライブ配信もします。
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主であり、救い主であるイエス・キリストを
知ることによって世の汚れから逃れたのに、
再びそれに巻き込まれて打ち負かされるなら、
そのような人たちの終わりの状態は、
初めの状態よりももっと悪くなります。
Ⅱペテロ2:20
私たちは父なる神様のあわれみで、
イエス様の贖いのゆえに救われました。
でも義の道から離れてしまいやすい、
弱さがあります。
バラムも主のみこころを知りながら、
お金に目がくらみ、正しい道を捨ててしまいます。
けれど主なる神様は正気を失った
バラムのふるまいを超自然的なやり方で、
やめさせるのです。
私たちが義の道から離れそうになるときも、
主なる神様は私たちをご自身のもとに
引き戻してくださいます。
世の汚れに巻き込まれないように
私たちを導いてくださるのです。
この主のあわれみに生かされていることを
感謝していきましょう。
父よ、私たちが義の道から離れそうになる時、
私たちをあなたのもとに引き戻してください。
神様の保護と救い
そして、不道徳な者たちの放縦な
ふるまいによって悩まされていた
正しい人、ロトを救い出されました。
Ⅱペテロ2:7
ペテロは偽教師たちが現れ、
滅びをもたらす異端を持ち込むと警告します。
彼らはキリスト者だと公言しながら、
好き勝手な行いをするのです。
そんな彼らの滅びが遅くなることはありません。
ノアやロトが悪い時代にあって
主に保護され、救い出されたように、
今の時代でも正しく、敬虔な者たちを
誘惑から救い出してくださいます。
では私たちは正しく、敬虔な者たちなのでしょうか。
義を宣べ伝え、正しい心を痛めているでしょうか。
どちらかというと不敬虔で、
放縦なふるまいをしているような気がします。
しかし私たちにとって大きな恵みは、
主が私たちを買い取ってくださり、
キリストのゆえに義とされているという事実です。
主はノアやロトと同じように私たちを
あわれみによって闇の世から救い出してくださいました。
この恵みを深く味わう時に、
私たちの生き方は変えられていくのではないでしょうか。
父よ、あなたのあわれみによって
滅びからいのちへと移してくださったことを感謝します。
暗い所を照らすともしび
また私たちは、さらに確かな預言のみことばを
持っています。
夜が明けて、明けの明星があなたがたの心に
昇るまでは、暗い所を照らすともしびとして、
それに目と留めるとよいのです。
Ⅱペテロ1:19
主キリストが再び来てくださる時まで
主のみことばに目を留めているように
ペテロは勧めます。
世の光としてイエス様は
来てくださいましたが、
まだ、この世は暗闇があります。
私たちの心も暗く、闇の中に
陥りやすいのです。
だからこそ暗い所を照らす
みことばに目を留め続けることが
大切です。
みことばは私たちの足のともしびであり、
私たちの道の光であるからです。
父よ、今日も私たちの心を
みことばの光で照らしてください。
あらゆる熱意を傾けて
敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。
Ⅱペテロ1:7
私たちはキリストの義によって、
尊い信仰を受け、いのちと敬虔をもたらす
すべてのものを与えられました。
「だからこそ」とペテロは勧めます。
救われたことに甘んじるなということです。
信仰には徳を、徳には知識を、・・・
私たちにとても難しいことに感じます。
でもペテロはあきらめて、投げ出すのではなく、
あらゆる熱意を傾けて、いっそう励むように
私たちを励ますのです。
それは私たちがこの世にあって実を結び、
つまずかないため。
そして永遠の御国に入る恵みを
豊かに与えられるため。
父よ、今日もあなたの恵みによって救われ、
キリストによって義とされた者として、
ふさわしく生きることができますように。
聖書箇所:ヨハネの福音書1章9-13節
タイトル:与えられた特権
南ユダ陥落と宮の再建
ペルシアの王キュロスの第一年に、
エレミヤによって告げられた主のことばが
成就するために、主はペルシアの王キュロスの霊を
奮い立たせた。
Ⅱ歴代誌36:22
ヨシヤ王以降、王たちは主の前に罪を犯す。
どれほど彼らを主があわれまれ、
使者を遣わされても、悔い改めない。
その結果、南ユダの人々はバビロンに捕囚される。
また主の宮のすべてのものもバビロンに
持ち去られる。
これでユダヤ人たちは完全に
滅ぼされたわけではなかった。
主は南ユダを回復することを
エレミヤを通して預言され、
ペルシアの王キュロスによって、
それが成就する。
捕囚されていた民たちが帰り、
主の宮を再建するようになる。
どれほど主を裏切り、主の目に悪を行っても
主は彼らを見捨てない。
彼らを回復してくださり、
彼らによって礼拝されることを望まれる。
同じように主は私たちを見放されない。
私たちがいつでも立ち返って、
主を喜び、主を賛美することを
待っていてくださる。
父よ、あなたのあわれみと赦しを
心から感謝します。