【日々のみことば】1月17日

返してもらうことを考えず

 しかし、あなたがたは自分の敵を愛しなさい。
  彼らに良くしてやり、返してもらうことを
 考えずに貸しなさい。
             ルカの福音書6:35

これだけしてあげたと常に考えてしまう私。
すぐに見返りを求める私。
そんな私にもっと高尚な生き方を
イエス様は説いておられます。

自分の家族・味方にも見返りを期待する私が、
敵を愛し、見返りを期待しないことができるか?
不可能に思えます。
けれど天の父なる神様、イエス様は
私たちに全く見返りを期待されません。

私たちが背を向けても、
私たちを愛し続けてくださいます。
見返りを全く期待しないで、
イエス様は私たちのために十字架で
死なれ、愛を示してくださったのです。

その主の愛ゆえに、私たちにも
見返りを期待しないで愛することができる
望みがあります。

父よ、私たちに愛を、赦しを、
  あわれむ心を与えてください。

【日々のみことば】1月16日

私たちの幸い

 貧しい人たちは幸いです。
  神の国はあなたがたのものだからです。
             ルカの福音書6:20

イエス様は祈りの中で、
12使徒たちを選ばれました。
実に様々な背景の人たちです。
しかもイスカリオテのユダは、
後にイエス様を裏切ってしまいます。

そのことも分かっておられたのに、
彼を選ばれたところに
主のみこころの深さを覚えるのです。

またイエス様のところには
いつでも大勢の人たちが集まってきます。
イエス様のことばを聞くため、
そしていやしてもらうために。

さらにイエス様は弟子たちを見つめながら、
山上の説教と似たことばを語られます。
貧しさ、飢え、泣くこと、憎まれること、
どれもネガティブに感じるのです。

けれどイエス様は幸いだと言われます。
なぜなら低くされた私たちを
主が豊かに満たしてくださるからです。
主が私たちを引き上げてくださいます。
この主に信頼して歩む幸いを日々味わっていきましょう。

父よ、私が低くされることを恐れず、
  あなたの満たしを待ち望むことができますように。

【日々のみことば】1月15日

安息日の主

 人の子は安息日の主です。
             ルカの福音書6:5

パリサイ人たちは安息日を厳格に守っていました。
仕事と見なされるものを全くしなかったのです。
そして人々が仕事と見なされることをするのを
厳しく取り締まりました。

ですから彼らにとって安息日は喜びでも、
恵みの時でもなく、してはならない日。
だからイエス様や弟子たちが安息日に
何かをすることを許せませんでした。

そんな彼らにイエス様は言われます。
「人の子は安息日の主です」
安息日でも主は働いておられると。
そして「いのちを救うこと」こそ、
安息日の本来の意味なのだと。

私たちは安息日、主の日を
どのように捉えているでしょうか。
私たちにとって安息日、主の日は、
私たちを生かし、新しいいのちに
満たされる日です。

そして主のもとに憩い、
新しい力をいただく日。
次の主の日、ともに主のもとに憩い、
主の力、主のいのちに預かりましょう。

父よ、あなたのもとでともに憩う
  幸いを心から感謝します。

【日々のみことば】1月14日

新しい皮袋

 わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、
   罪人を招いて悔い改めさせるためです。
              ルカの福音書5:32

私たちはいつの間にか、自分が正しい者だと
勘違いして、人をさばくようになります。
自分が主の一方的なあわれみによって
罪赦されたにもかかわらず。

イエス様に文句を言ったパリサイ人たちも
自らの行いによって正しい者であると
自負していました。
すなわち古い皮袋であったのです。

だからイエス様を受け入れることが
できません。
私たちも古い、伸縮性の衰えた
皮袋になりやすいのです。

自分の正しさにより頼みます。
頑なになってしまうのです。
そんな私たちの心をいつも
主によって柔らかくしていただけるように
お祈りしていきましょう。

父よ、自分の正しさにより頼んでしまう私たちです。
  どうか私たちの心を柔らかくしてください。

あけましておめでとうございます

今年も神様の守りを祈りつつ、親と子が安らぎ集える場所を開いていきたいと願わされています。
今日のおやこdeえほんは、お休みです。
20日(水)10:30〜13:30 「絵本の泉」から絵本を紹介します。
今月、3名の方から絵本の寄贈がありました。後ほどアップいたします。心より感謝申し上げます。
27日(水)10:30〜12:00 アトリエイロイロさんによる「はじめてのおえかきあそび教室」となっています。お申し込みください。

心を育む絵本の名作40と出会ってください

【日々のみことば】1月13日

彼らの信仰を見て

 イエスは彼らの信仰を見て、
 「友よ、あなたの罪は赦された」と言われた。
              ルカの福音書5:20

イエス様の周りには、いつもイエス様を
求める人たちがいました。
彼らはイエス様の語られる恵みのことばを聞き、
病を癒してもらうためにイエス様のところに
来たのです。

イエス様はご自身を求め、信頼する彼らを
愛をもって癒されました。
中風をわずらっている男性も、
友人たちの愛の労苦によって、
イエス様に近づき、イエス様によって
癒されたのです。

イエス様は中風の人と、友人たちの
信仰を見られました。
同じように私たちの信仰も
主は見てくださいます。

一方で、律法学者、パリサイ人たちは、
全くイエス様を求めず、
あら探しばかりしているのです。
ですから彼らはイエス様の
素晴らしいみわざをみても
主をほめたたえることができません。

私たちも主を求めないなら、
主の素晴らしいみわざを
喜ぶことができないのです。
主を求めることは私たちの力!

父よ、私たちをあわれんでくださり、
  あなたをもっと求めて歩めますように。

【日々のみことば】1月12日

深みに漕ぎ出し

 話しが終わるとシモンに言われた。
 「深みに漕ぎ出し、網を下ろして魚を捕りなさい。」
                ルカの福音書5:4

不漁の朝、イエス様はシモンを召されました。
彼を半ば強制的にご自分の近くに置かれ、
みことばを聞くことができるようにされたのです。
それだけでなく、漁のプロであるシモンに、
深みに漕ぎ出して、網を下ろして魚を捕るように、
命じられます。

絶望のとき、失敗したとき、主は私たちを
ご自分のところに招いてくださるのです。
そしてみことばを与えてくださり、
みことばが空しく地に落ちることなく、
実現することを体験させてくださいます。

父よ、あなたのみことばをください。
  従う心を与えてください。

【日々のみことば】1月11日

神の国の福音を宣べ伝える

 しかしイエスは、彼らにこう言われた。
「ほかの町々にも、神の国の福音を
 宣べ伝えなければなりません。
 わたしは、そのために遣わされたのですから。」
              ルカの福音書4:43

イエス様は人々に教えながら、
悪霊を追い出し、病いを癒やされました。
それを見聞きした人たちが多く、
イエス様のところに来るのです。

そんな彼らをイエス様は温かく迎えられ、
彼らに手を置いて癒やされます。
イエス様の優しさ、力は
人々にとって魅力的でした。

でもイエス様はいつでも彼らに
自らを任せられません。
彼らと離れ、父なる神様との
祈りを大切にされました。

また群衆はイエス様を引き止めようとしましたが、
その願いに応じられないのです。
イエス様を引き止めるとは、
どういうことでしょうか。

自分たちの願いを押しつけるということ。
目に見えるしるしだけ見て、
イエス様を求めた。
イエス様を手中に収めようとした。

私たちもそのような誘惑があります。
でも神の国に生きる私たちは、
自分の願いを押しつけるのではなく、
主のみこころに生きるのです。

父よ、私の願いではなく、
 あなたのみこころに生きる者としてください。