【日々のみことば】1月10日

聖書のことばが実現する

 イエスは人々に向かって話し始められた。
 「あなたがたが耳にしたとおり、今日、
 この聖書のことばが実現しました。」
            ルカの福音書4:21

イエス様は郷里ナザレでも宣教をされます。
イエス様はイザヤ書で預言されている
「わたし」こそ、ご自分であることを
明らかにして、「今日、この聖書のことばが
実現しました」と高らかに宣言されるのです。

イエス様は貧しい者に福音を告げられ、
罪に捕らわれた者たちを解放し、
心の目が閉ざされている者たちの目をあけ、
すべての人に主にある自由を与えられました。

このような素晴らしい福音を聞いても、
多くの人たちは受け入れないのです。
彼らが人間的な思いに捕らわれていたからです。

私たちにも常に素晴らしい知らせが
与えられているのに、それを拒絶したり、
信じられないことがあります。
もっと柔らかい心が与えられ、
みことばが実現していくことを
待ち望んでいきましょう。

父よ、私たちに常に新しい皮袋を与えてください

【日々のみことば】1月9日

あらゆる試み

 悪魔があらゆる試みを終えると、
   しばらくの間イエスから離れた。
            ルカの福音書4:13

イエス様も悪魔の試みを受けられています。
私たちと同じように肉体を
まとってくださったイエス様は、
私たちと同じように試みを受けられるのです。

だからこそヘブル書の記者が記しているように、
私たちの弱さに同情してくださいます。
けれどイエス様は決して罪を犯されなったのです。
みことばによって悪魔に打ち勝たれました。

また興味深いことに悪魔もみことばを
用いて対抗していることです。
みことばを自分の都合の良いように
解釈することの危険性を明らかにしています。

私たちも日々試みにあいます。
そのときにみことばによって
主のみこころを告白し、
勝利させていただきましょう。

父よ、みことばによってあなたのみこころを知り、
  悪魔に勝利する力を与えてください。

【日々のみことば】1月8日

わたしの愛する子

 聖霊が鳩のような形をして、
  イエスの上に降って来られた。
 すると、天から声がした。
 「あなたはわたしの愛する子。
    わたしはあなたを喜ぶ。」
            ルカの福音書3:22

イエス様もバプテスマを受けられました。
それを天の父なる神様は喜ばれたのです。
そして愛する子、あなたを喜ぶと
イエス様に声をかけられました。

天の父なる神様にとって、
イエス様は何よりも特別な存在。
ずっと愛の交わりの中にあり、
お互いに喜び合っておられました。

そんな愛するひとり子を
私たちのために遣わしてくださったのです。
この大きな犠牲の上に、
私たちの救いは成就しました。

さらに天の父なる神様は
私たちのことを「愛する子」と
呼んでくださっているのです。

父よ、主イエス様にあって愛する子と
 してくださっていることを感謝します。

【日々のみことば】1月7日

悔い改めにふさわしい実

 それなら、悔い改めにふさわしい実を結びなさい。
               ルカの福音書3:8

バプテスマのヨハネは、バプテスマを受けようとして
出てきた群衆に、悔い改めにふさわしい実を結ぶように
命じています。
生き方を改めるようにということでしょう。

主に立ち返った者としての具体的な生き方、
それが問われています。
けれど私自身、悔い改めにふさわしい実を
結ぶことができていない気がするのです。

主が何を私たちに望んでおられるのか。
それをいつも考えながら、
生きることができるように
祈っていけたら幸いです。

父よ、私たちの生き方を改め、
 あなたの望まれる歩みができますように。

【日々のみことば】1月6日

父の家に

 どうしてわたしを捜されたのですか。
  わたしが自分の父の家にいるのは
 当然であることを、ご存じなかったのですか。
              ルカの福音書2:49

私は父の家、父なる神様のもとで憩うことが
当然となっているだろうかと問われました。
イエス様はいつでも父なる神様との交わりを
喜ばれ、父なる神様のそばにおられたのです。

私も父なる神様の側にいることを喜び、
父なる神様のみことばの中で平安をいただく。
そんな歩みをもっとしていきたいと
願わされました。

父よ、私にとってあなたの側にいることが喜びです

【日々のみことば】1月5日

主を待ち望む人たち

 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。
  この人は正しい、敬虔な人で、
 イスラエルが慰められるのを待ち望んでいた。
              ルカの福音書2:25

シメオンもアンナも主の救い、
慰めを待ち望んでいた。
待ち望むとは、なにも考えずに
その時が来るのを待つのではありません。

主の約束はいつ成就するのだろうかと、
積極的に主のみわざを見極めていくこと。
そのように待ち望んでいく時、
主のみわざを見ることができ、
主をほめたたえる者とされます。

またシメオンの語ることばを見ますと、
マリアの歩みも決して
楽ではないことが分かるのです。
彼女の心さえも剣が刺し貫くことになる。

確かに彼女は愛する我が子イエス様の
死を間近で見ることになります。
またイエス様の死は人々の心の闇が
ことごとく明らかにされた時でした。

私たちもイエス様に出会う時、
心の闇が明らかにされます。
それは喜ばしいことではないでしょう。
でも主は私たちの闇に光を照らしてくださり、
主をほめたたえ、
主の救いを受ける者としてくださるのです。
この豊かな救いを喜び、賛美していきましょう。

父よ、私たちがあなたの救いを
  積極的に待ち望む者とさせてください。

【日々のみことば】1月4日

みことばのとおりに

 羊飼いたちは、見聞きしたことが
  すべて御使いの話のとおりだったので、
 神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
            ルカの福音書2:20

クリスマスの時に、よく読まれる箇所です。
神の子であるイエス様は誰よりも貧しく、
低くなってくださいました。
そして貧しく低い身分の羊飼いたちに
まず喜びの知らせが伝えられたのです。

羊飼いは「あなたがたのために
救い主がお生まれになりました」と
いう御使いのお告げをきき、
喜んで救い主に会いにいくのです。

探すのが大変だったとか、
何も記録されていませんが
彼らは救い主を捜し当てるのです。
その時の喜びはいかばかりであったことか。

そしてすべてが告げられたとおりであったので、
神様をあがめ、賛美して、
自分のところに帰っていくのです。
彼らは救い主に会っても、
身分、職業は変わりませんでした。
けれど彼らの心は変えられ、
主を待ち望む者とされたのです。

私たちも主に出会い、救われました。
主は貧しく罪深い私たちのところに
訪れてくださったのです。
確かに救われても、
状況がすべて変わるわけではありません。

しかし、その時から私たちは
主を待ち望み、主のみに信頼する者とされたのです。

父よ、貧しい私たちのところに主イエス様が
  下ってきてくださったことを感謝します。

【日々のみことば】1月3日

平和の道に導く

 暗闇と死の陰に住んでいた者たちを照らし、
  私たちの足を平和の道に導く。
            ルカの福音書1:79

ザカリヤは御使いが告げられたように
幼子の名前をヨハネとつけました。
そうすると彼は再び話せるようになるのです。
それを見た人々は主を恐れます。

また話せるようになったザカリヤは
喜びに満たされ
主を心からほめたたえ、
預言するのです。

主はたとえ私たちがみことばを
信じることができなくても、
みわざをなしてくださいます。
それだけでなく、そのみわざに
私たちを携わらせてくださるのです。

さらに私たちに主を賛美する口を
備えてくださり、
主のみわざを証しする者と
私たちを変えてくださいます。

このために主キリストは
人としてこの地上に遣わされたのです。
そして暗闇と死の陰に住んでいた私たちは
光であるキリストによって照らされ、
日々、平和の道に導いてくださいます。

父よ、不信仰な私たちをあわれんでくださり、
 あなたをほめたたえ、あなたのみことばを
証しする者としてくださっていることを感謝します。