【日々のみことば】2月13日

神からの栄誉よりも[ヨハネの福音書 12:34-43]

彼らは、神からの栄誉よりも、
 人からの栄誉を愛したのである。
             ヨハネ12:43

イエス様のことばを聞き、
しるしを見ても、
多くのユダヤ人たちは
イエス様を信じません。

それはイザヤの預言通りでした。
主なる神様が彼らの心を
頑なにされ、イエス様のことを
信じられないようにされたのです。

なぜでしょうか。
これは彼らへの裁きでした。
でも永久に彼らが理解できず、
救いの道を閉ざされたわけではないのです。

このような中で、
イエス様を信じる人がいました。
でもその人たちもイエス様を信じたことを
公にしなかったのです。

それは迫害されることを
恐れたからです。
私たちも人の目が
気になることがあります。

神さまよりも人を恐れ、
人からの賞賛を期待してしまうのです。
けれど私たちを誰よりもご存じのお方は
父なる神さまだけです。

父なる神さまからの栄誉、
父なる神さまの愛を求める
一週間でありますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、人の目ではなく、あなたの目を恐れ、
あなたからの栄誉を求める者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月12日

豊かな実を結ぶ[ヨハネの福音書 12:20-33]

一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、
 一粒のままです。
しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。
             ヨハネ12:24

イエス様は私たちが豊かな実を
結ぶために、十字架にかかって
死んでくださいました。
でも、それはイエス様にとって、
簡単なことではなかったようです。

イエス様はご自分の時が
迫ってくると、心が騒いでいると
素直に告白されます。
しかし自らの使命から逃げないのです。

「父よ、御名の栄光を現わしてください」と
祈ります。その祈りに父なる神様は
答えてくださり、栄光を現わすことを
約束してくださるのです。

このイエス様の苦悩と祈りによって
イエス様は豊かな実を結ばれ、
父なる神様の栄光を現わされます。

私たちの苦悩も、祈りも、
豊かな実を結ぶため、
父なる神様の栄光のためであることを
覚えつつ歩んでまいりましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、私たちが主イエス様にあって
豊かな実を結ぶことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月11日

イスラエルの王[ヨハネの福音書 12:12-19]

恐れるな、娘シオン。
 見よ、あなたの王が来られる。
ろばの子に乗って。
           ヨハネ12:15

イエス様がエルサレムに入られると、
多くの人がイエス様を喜んで迎えます。
イスラエルの王として。

またイエス様はろばの子に乗られるのです。
これらはイザヤ書の預言の成就でした。
でもパリサイ人たちは
聖書をよく知っていたはずなのに、
このことに気がつきません。

彼らはイエス様を排除したいのに、
思い通りにいかないことに、
焦りを覚えるのです。

ユダヤの王として来られたイエス様。
けれどイエス様が幼子として、
この地上に遣わされてからずっと、
ユダヤ人たちはイエス様を王と認めません。

それは彼らが父なる神様のみこころよりも
自分たちの思うように生きたかったからです。
だからみことばを知っていても、
それを理解することができなかったのです。

私たちも毎日、みことばを読んでいても、
自分の思いのままに生きようとするなら、
みことばを理解することも、
みことばに生きることもできません。

今日、主に私たちの心を探っていただきましょう。
そして自分の思いのままに生きることから、
主のみこころを求めることができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたのみこころを教えてください

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月10日

ナルドの香油[ヨハネの福音書 12:1-11]

一方マリアは、純粋で非常に高価な
 ナルドの香油を一リトラ取って、
イエスの足に塗り、
 自分の髪でその足をぬぐった。
           ヨハネ123

マリアがイエス様に最高のもてなしをします。
イエス様の足に非常に高価なナルドの香油を
塗るのです。それを見たイスカリオテの
ユダは憤慨します。

もったいないと思うのです。
イエス様から心が離れていた彼は、
マリアがただ無駄なことをしていると
感じます。でもイエス様はマリアの行為を
心から喜ばれるのです。

なぜ彼女はイエス様に最高のもてなしを
することができたのでしょうか。
それは彼女がイエス様の足もとで、
イエス様のことばを聞いていたからです。

ここでもう一人、イエス様に最高の
もてなしをした人がいます。
それはマリアの姉妹マルタです。
「マルタは給仕し」ていたのです。

彼女はルカの福音書10章でも
イエス様に給仕しています。
けれど彼女はあまりの忙しさに心が乱れ、
イエス様に仕える喜びが消え、
イエス様に文句を言ってしまいます。

そんな彼女にイエス様は
「しかし、必要なことは一つだけです」と
言われるのです。それはマリアのように
イエス様のみことばを聞くことでした。

これを聞いたマルタがどのような
反応をしたか聖書には書かれていません。
けれど今日の箇所を見ると分かることは、
なおもマルタは給仕していたということです。

このときのマルタはもう心が乱れていません。
彼女なりにイエス様の十字架の備えをしたのです。
私たちもマリアやマルタに
ならうことができたらと願います。

イエス様に自分の持てる最高のもてなしをして、
イエス様に仕えることができたら、感謝です。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたに最高のもてなしをして、
あなたに仕える者としてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月9日

大祭司カヤパの預言[ヨハネの福音書 11:47-57]

このことは、彼が自分から
 言ったのではなかった。
          ヨハネ11:51

サンヘドリンはイエス様のことで
自分たちの思ったように
事が進まないので
焦っています。

そうすると大祭司カヤパが
イエス様がすべての民のために
死のうとしておられることを、
預言するのです。

でもこれは彼のことばではなく、
主なる神様が彼の口を通して、
イエス様の死を告げられました。
これは興味深いことです。

主は全くイエス様の力も、
父なる神様のみこころも知らない
カヤパを用いられるのです。

この日以来、サンヘドリンのメンバーは
イエス様を殺そうと企みます。
それを知られ、イエス様は荒野に近い、
エフライムで滞在されるのです。

ユダヤ人の指導者たちが、
どんどん頑なにされていることが
よく分かります。

どうにかして自分たちの
思い通りにしようとするのです。
私たちも常にこのような誘惑があります。
自分の思いが先走ってしまうのです。

そうならないために主は
私たちの思いを砕き、
道を閉ざされます。

その時、素直に自らの過ち、
高慢さを認め、
悔い改めることができるように
お祈りしていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、自分の思い通りに物事を進めようという
誘惑から自由にさせてください

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月8日

信じるなら[ヨハネの福音書 11:38-46]

信じるなら神の栄光を見る、
 とあなたに言ったではありませんか。
            ヨハネ11:40

イエス様はラザロの墓の石を
取りのけるように命じられます。
それを受けて、マルタは言うのです。

死後四日経った遺体は臭い。
だから石を取りのけない方が良いと。
彼女はまだイエス様が何をしようと
考えておられるのか分かりません。

イエス様の語られたことが、
理解できないのです。
それでもイエス様は
父なる神様に祈ります。

そして死んでいたラザロに向かって
「ラザロよ、出て来なさい」と
命じられるのです。
そうするとラザロは生き返り、
それを見た人々はイエス様を信じます。

ラザロが生き返ることは、
常識的には不可能に思えました。
だれも信じられなかったのです。
でも死人が神の声を聞くとき、
生きる者とされました。

同じように霊的に死んでいた
私たちも、イエス様の声を聞いたとき、
生きる者とされたのです。

そしてみことばに聞き続ける
私たちは常にみことばによって
生かされるのです。
今日もみことばによって
生かしていただきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、私たちにみことばをください。
そしてみことばによって生かしてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月7日

イエス様の涙[ヨハネの福音書 11:28-37]

イエスは涙を流された。
         ヨハネ11:35

イエス様はラザロの死によって
悲しむ人々をご覧になり、
霊に憤りを覚え、
心を騒がせられます。

暗闇の力、死の力が人々を
どれほど苦しめ、
絶望させるかを見て、
暗闇の力に対して、
強い怒りをもたれるのです。

それだけでなく涙を流されます。
イエス様はラザロが生き返ることが
分かっておられたのに、
どうして涙を流されるのでしょうか。

それは人々の悲しみに
共感してくださったということでしょう。
イエス様は私たちの弱さに同情されます。
私たちの苦しみを分かってくださるのです。

このキリストがいつも私たちとともにおられ、
私たちのためにとりなしてくださっています。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、私たちにいつも寄り添ってくださり、
心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月6日

わたしはよみがえりです[ヨハネの福音書 11:17-27]

「わたしはよみがりです。いのちです。
 わたしを信じる者は死でも
 生きるのです」
            ヨハネ11:25

イエス様は兄弟ラザロが死んで、
悲嘆に暮れるマルタに
「あなたの兄弟はよみがえります」と
告げるのです。

しかしマルタは、すぐにラザロが
よみがえるとは信じられません。
終わりの日のことをイエス様が
言われていると彼女は思うのです。

そんな彼女にイエス様は
上のことばを語られるのです。
イエス様を信じる者は、
死んでも生きる。

また生きていてイエス様を信じる者は、
永遠に決して死ぬことがない。
どういうことでしょうか。

イエス様を信じて霊的に
生きる者となった私たちは
肉体の死が終わりではありません。
霊的に死ぬこともないのです。

またイエス様が肉体の死から
よみがえられたように、
私たちも死からよみがえり、
生きる者となるのです。

今日も、私たちが霊的に
生きる者とされたことを覚え、
主なる神様を喜んで
礼拝いたしましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、私たちを霊的に
生かしてくださったことを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。