【日々のみことば】5月14日

主へのささげ物[民数記 28:1-15]

これがあなたがたが主に
 献げる食物のささげ物である。
            民数記 28:3

主はご自身へのささげ物を
定められた時に確実に
献げなければならないと
命じられます。

毎日、雄の子羊を朝晩一匹ずつ、
全焼のささげ物として献げます。
それとともに穀物のささげ物として
オリーブ油四分の一ヒンを混ぜた
小麦粉十分の一エパ。

このささげ物を毎日、
朝晩献げることで、
主の恵みに感謝し、
主を礼拝したのです。

これとは別に、安息日ごとに
追加で一歳の雄の子羊二匹と
油を混ぜた小麦粉が献げられます。

さらに月の最初の日に、
若い雄牛二頭、雄羊一匹、
傷のない一歳の雄の子羊七匹が
油を混ぜた小麦粉とともに献げられるのです。

このような細かな規定を
一つひとつ守り行うことで、
彼らは主を第一にすることを
学んでいったのでしょう。

私たちは今、これらの規定を
守ることはありません。
だからと言って、
何もしないのではないのです。

主を第一として、主に最高のものを
献げる心を忘れずに、
日々歩むことが求められています。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたを第一にし、

日々歩むことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月13日

モーセの願い[民数記 27:12-23]

主の会衆を、羊飼いのいない
 羊の群れのようにしないでください。
            民数記 27:17

主はモーセに約束の地を見た後、
死ぬことを告げられます。
それはモーセが主を聖であることを
現さなかったからです。

これを聞いてモーセが祈ったことは、
自分のことよりもむしろ
イスラエルの子たちのことでした。

自分の代わりにイスラエルを導く
リーダーを定めてくださるように
お願いするのです。

それはイスラエルの子らが
羊飼いのない羊のように
さまようことのないためでした。

この願いを主は聞かれ、
ヨシュアをモーセの次のリーダーに
選ばれるのです。

このようなモーセのイスラエルの
子らに対する愛と配慮を覚えるとき、
自分はどうだろうかと問われます。

自分のことばかりを考え、
自分のことばかりを祈り、
常に自己中心である私。

そんな私の羊飼いとイエス様が
なってくださり、私をいつも
導いてくださる恵みを覚え、
私も愛する人々のために
祈るものでありたいと願わされました。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様が羊飼いのいない羊のように

さまよっていた私たちの羊飼いと
 なってくださったことを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月12日

相続地について[民数記 27:1-11]

そこでモーセは、彼女たちの
 訴えを主の前に差し出した。
            民数記 27:5

マナセの一族のツェロフハデの
娘たちは自分たちに相続地を
与えてくれるように
モーセたちにお願いします。

彼女たちの父は自分の罪過によって
主のさばきにあって死ぬのです。
彼には息子がおらず、
娘たちは相続地が与えられませんでした。

それは不公平だと彼女たちは訴える。
その訴えを聞いたモーセは、
すぐに自分で判断しません。

主なる神様に彼女たちの訴えを
差し出すのです。
このモーセの姿を私たちも
見倣いたいと願います。

私はすぐに、反射的に、
答えてしまうことがあるのです。
そうするといつも失敗します。

何か言われたら、瞬時に
反応するのではなく、
一旦落ち着いて、主の御声を聞くこと。
これが何より大切なのですね。

そうすると主から適切な答えが与えられ、
主のみこころを行うことができる。
今日も、何か迷ったとき、
か細い主の御声に聴けますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、すべてのことをあなたの前に差し出し、

あなたのみ声に聞く者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月11日

登録されたもの[民数記 26:52-65]

彼らのうち、ただエフンネの
 子カレブとヌンの子ヨシュアの
ほかには、だれも残っていなかった。
              民数記 26:65

主が命じられたように
イスラエルの子らが部族ごとに
登録されます。

そして部族の数によって
相続地の大きさが決まるのです。
また相続地はくじで決められます。
それは争いをなくすためでしょう。

この登録した者たちの中には、
シナイの荒野で登録された者たちは
カレブとヨシュア以外には
残っていなかったのです。

それは主が「彼らは必ず荒野で死ぬ」と
言われたからです。
彼らは主に逆らい、約束の地に
上って行きませんでした。

この背きのゆえに彼らは
約束の地に入れなかったのです。
それでも彼らは荒野で
主の守りの中にありました。

そして彼らの子たちが、
約束の地に入ることができたのです。
主は罪・背きに対して、厳しいお方。
そのままにされず、裁かれる。

私たちの罪に対しても
主は厳しいお方。
でも主は私たちの罪・咎を
イエス様のゆえに赦してくださるのです。

この主の赦しは当たり前のことではなく、
ただただ主の恵み。このことを覚え、
主の前に悔い改めて、
主の豊かな赦しをいただきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの赦しの中にあることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月10日

                                                                                      コラの子たち[民数記 26:1-51]

ただし、コラの子たちは死ななかった。
              民数記 26:11

主はモーセとエルアザルに
二十歳以上の者を数えるように
命じられます。

この中で、ダタンとアビラムが
コラの仲間として、
モーセとアロンに逆らい、
主に逆らったとあります。

この時、主は彼らに
さばきを下され、
コラとともに彼らを
地が呑み込むのです。

しかしコラの子たちは
死ぬことがありませんでした。
このように主が彼らを生かされたのは、
主のあわれみでしょう。

そして主はコラの子たちに
再び、父たちのように
主に逆らうことのないように
警告を与えられるのです。

私たちが今、生かされているのも
主の一方的なあわれみです。
この主のあわれみを覚え、
主に逆らい続ける歩みから
主を喜ぶ歩みへと変えていただきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのあわれみによって

生かされていることを忘れることがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月9日

                                                                                      神のねたみを[民数記 25:1-18]

それは、彼が神のねたみを自分のものとし、
 イスラエルの子らのために
宥めを行ったからである。
              民数記 25:13

イスラエルの民は、どれほど主に祝福されても
主に逆らい続けることをやめません。
そして主が一番嫌われる、
偶像礼拝の罪を犯すのです。

それに対して主は怒り、
バアル・ペオルとくびきを
ともにした者たちを殺すように
命じられます。

そのような緊迫した状況にもかかわらず
一人のイスラエル人がミディアン人の女を
連れて来るのです。
その二人をピネハスが殺します。

そのとき主の罰が終わるのです。
主はピネハスがご自分のねたみを
自分のねたみにしたことで、
イスラエルを絶ち滅ぼさなかったと告げられます。

主が望まれることは、
ご自分と同じ気持ちになること。
主の喜ばれること、悲しまれることは
何かを考えて行動すること。

私は、主の望み、ねたみ、怒りを
自分のものとしているかと
問われると答えに窮してしまいます。

自分の気持ちを主が理解し、
行動してくれることを期待していますが、
主の心を自分の心として
行動していないような気がするのです。

今日一日、主が何を喜ばれ、
何を悲しまれているかを考えて
行動できるよう、お祈りしていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの心を私の心として

行動できますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月8日

                                                                                      主の告げられることを[民数記 24:10-25]

主が告げられること、
 それを私は告げなければなりません。
            民数記 24:13

モアブの王バラクは、
バラムがイスラエルを呪わず、
祝福したことで、憤慨します。

それに対してバラムは、
主のことばに背くことはできない。
主が告げられたことを
告げなければならないと答えるのです。

バラムの姿勢は一貫しています。
それは主の語られたことだけを語ること。
彼はバラクの報酬を愛しますが、
それに惑わされることはなかったのです。

このような強い意志を持つことができたのは、
主が彼とともにおられ、
彼に主のことばを告げられていたからでしょう。

私たちも時に道に逸れそうになりますが、
主が私たちを全き道にいつも
戻してくださるのです。

ですから私たちも主が
語られることばを語り続け、
主を証ししていくことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、道に逸れそうになる私たちを助け、

導いてくださることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。