【日々のみことば】5月22日

臆することなく[民数記 33:1-49]

イスラエルの子らは、
 全エジプトが見ている前を
臆することなく出て行った。
            民数記 33:3

エジプトを脱出から、
ヨルダン川のほとりのモアブの
草原に至るまでの旅程が記録されています。

イスラエル人は過越のいけにえの翌日、
全エジプトが見ている前で、
臆することなく出て行くのです。

それから、これまで民数記の中で
出てきた土地が次から次へと
記されています。

イスラエルの民は自分たちの
宿営した場所を一つひとつ覚えながら、
主がどんなときにも自分たちを見捨てず、
導いてくださったことを感謝したことでしょう。

私たちも自らの歩みを振り返り、
主がしてくださったみわざを
書き留めておくことは大切だと思います。

また書き留めるだけでなく、
時に見返し、どれほど主の確かな導きが
あったかを知るとき、
さらに私たちの内から感謝があふれてきます。

私たちを暗闇から救い出して下さった主は
私たちを救いの完成に向けて、
日々力を与え、立たせてくださるのです。
何と幸いなことでしょうか。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの導きを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月20日

願いの先に[民数記 32:1-19]

しかし私たちは、イスラエルの子らを
 彼らの場所に導き入れるまで、
武装して先頭に立って急ぎ進みます。
             民数記 32:17

ルベン族とガド族はモーセや
他の部族の族長たちに、
一つの提案をします。

それはヨルダン川の東側にある
ヤゼルとギルアデの地が家畜に
適した場所なので、
そこを自分たちの所有地としたい。
だからヨルダン川を渡って行かない。

これを聞いてモーセは
彼らの身勝手さに憤ります。
これに対してルベン族とガド族は
もう一つの提案をするのです。

それは彼らがイスラエルの先頭に
立って戦うことでした。
自分たちの身勝手さに気づいたとき、
彼らはすぐに悔い改めるのです。

私たちも自らの罪・悪に
気づかされたとき、柔軟な心をもって
すぐに悔い改めることができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、頑なにならず、柔軟な心をもって

悔い改めることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月19日

ひとりも欠けない[民数記 31:25-54]

「しもべどもは、部下の戦士たちの
 総数を数えました。
 私たちのうち一人も欠けていません。
             民数記 31:49

主はミディアン人との戦いで得た
戦利品について、細かな規定を
定められています。

戦士と全会衆の間で二分すること。
戦士は500分の一を主に献げること。
全会衆の50分の一をレビ人に与えること。
このことを誤りなく行うのです。

それにしても約束の地に入る前に
多くの恵みが与えられ、
新しいスタートの備えがなされていることは
彼らにとって大きな恵みだったことでしょう。

また指揮官たちはもっと大きな
恵みに気づくのです。
それは部下たちが誰一人
欠けていないということ。

これに気づいた彼らは進んで
感謝の心を持って
ささげものを献げるのです。

私たちも主にあって
多くの恵みで溢れています。
でも、その恵みに気づくことが
少ないような気がするのです。

けれど落ち着いて、自らの歩みを
振り返ったとき、
何一つ欠けたものがないことを知るでしょう。

主は私たちの必要をすべて満たし、
支えてくださるお方です。
この恵みに感謝し、
この恵みに応えていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちはあなたにあって

何一つ欠けたことがないことを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月18日

きよめるために[民数記 31:1-24]

あなたがたは七日目に
 自分の衣服を洗うなら、きよくなる。
            民数記 31:24

主はモーセにミディアン人に
復讐をした後で、自分の民に
加えられると告げられます。

その命令に従い、イスラエルの民は
ミディアン人を殺すのです。
とても残酷に思える記事。

なぜミディアン人は殺されなければ
ならなかったのでしょうか。
それは彼らがイスラエルの子らを惑わし、
主を冒瀆させたからです。

その悪をイスラエルから取り除くために
イスラエルをきよめるために
ミディアン人を排除します。

主は繰り返し汚れを除き、きよめることを
イスラエルの民に命じるのです。
それはきよい神様が彼らの神だからです。

私たちも神様の前にきよくあること、
汚れを除き、悪から離れることが
求められています。

確かに私たちはイエス様にあって
きよめられていますが、自分でも
きよくあろうとすることが大切なのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、汚れを除き、悪から離れて歩ませてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月17日

神様への誓い[民数記 30:1-16]

すべて自分の口から出たとおりの
 ことを実行しなければならない。
            民数記 30:2

主の誓願することについての
規定が記されています。
主への誓願、物断ちを簡単に
行うことを禁じられるのです。

「私はここまでやりますから、
 神様、私の願いをかなえてください」と
いうような自分の行いによって
主を動かすことを主は喜ばれません。

いつでも大切なことは
主の前に謙遜になり、
主のみわざに参与させて頂いていることを
感謝すること。

主を動かすのではなく、
主のみこころに生きること。

このように歩むなら、私たちは
主を動かすのではなく、主に仕え、
人に仕えていく者とされるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの前にへりくだり、

あなたのみわざに積極的に
 参与していくものとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月16日

仮庵の祭り[民数記 29:12-40]

この第七の月の十五日には、
 あなたがたは聖なる会合を
開かなければならない。
 いかなる労働もしてはならない。
            民数記 29:12

レビ記23章によると
この第七の月の十五日から
七日間にわたる一連の礼拝は
仮庵の祭りであると分かります。

七日間、イスラエルの民は仮庵に
住んで、主が自分たちの父祖たちを
主がエジプトから導き出して
くださったことを心に刻んだのです。

私たちも礼拝を献げるとき、
祈りをするとき、主がどのような
ところから自分を救って下さったかを
覚えていくことができたら幸いです。

主の成してくださった恵みを忘れない。
これこそ私たちが主を礼拝する上で
とても大切なことでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの成してくださったみわざを

忘れることがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月15日

自らを戒める[民数記 28:16-29:11]

この第七の月の十日には、
 あなたがたは聖なる会合を開き、
自らを戒めなければならない。
 いかなる仕事もしてはならない。
            民数記 29:7

第一の月の十四日は、
過越のいけにえを主に
献げるように定められます。

また何度も聖なる会合を開くこと、
その時には労働をしてはならないと
定められているのです。

これは主を礼拝するために、
自らの行いをやめるということでしょう。
さらに第七の月の十日にも
聖なる会合を開くように定められています。

ここでは「自らを戒める」ことが
追加されているのです。
ただ会合を開き、いけにえを献げ、
仕事をしなければ良いのではありません。

自らの罪をしっかり認め、
自らを戒めることが
求められているのです。

私たちも日々、祈り、
毎週日曜日に礼拝したら、
それですべてが良しと
されるのではありません。

日々自らを律して、
神様に喜ばれる歩みを選び取っていく。
これを主は私たちに望んでおられるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、自らを律して、あなたの喜ばれることを

選び取っていくことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。