【日々のみことば】9月12日

楽しんでいた[Ⅰ列王記 4:20-34]

ユダとイスラエルの人々は
 海辺の砂のように多くなり、
食べたり飲んだりして、
 楽しんでいた。
          Ⅰ列王記 4:20

ソロモンが全イスラエルの
王となってから、イスラエルは
平安の時代が訪れます。

アブラハムに主が約束されたように
イスラエル民族は海辺の
砂のように多くなり、
食べたり、飲んだりして楽しむのです。

ソロモンにも主は非常に
豊かな知恵と英知、
海辺の砂浜のような
広い心が与えられます。

イスラエルの歴史の中で、
一番、良い時代でしょう。
主のことばに従う歩みの
祝福をみます。

主は私たちにも祝福を与えようと
待っておられるのです。
ともに主の祝福にあずかる
歩みを続けていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちに祝福を与えてくださり、感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月11日

王の友[Ⅰ列王記 4:1-19]

ナタンの子アザルヤは政務長官、
 ナタンの子ザブデは祭司で王の友、
           Ⅰ列王記 4:5

ソロモンが全イスラエルの
王となると、彼の側近を選びます。
ツァドク、ベナヤなどは、
ソロモンに味方をした人たち。

また興味深いことに、
ダビデに従ってきた部下の
子どもたちがソロモンを
支えていることが分かるのです。

ツァドクの子アザルヤが
最初に名前が挙げられています。
彼は祭司の代表となったのでしょう。

さらに預言者ナタンの子ども、
アザルヤとザブデがいます。
特にザブデは王の友と
紹介されているのです。

ナタンはダビデを支え、
彼の罪を指摘する重要な
役割を担いました。

そのナタンの子ザブデも
恐らくソロモンの友として
彼を支え続けたのではないでしょうか。

私たちにも主が備えて
くださった友がいます。
彼らの助けと支えと祈りによって
私たちは主の前を歩むことができるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちに友を与えてくださり、感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月10日

神の知恵が[Ⅰ列王記 3:16-28]

・・・王を恐れた。
 神の知恵が彼のうちにあって、
さばきをするのを見たからである。
          Ⅰ列王記 3:9

知恵と判断の心を与えられた
ソロモンのところに
二人の女性がやってきます。

彼女たちはお互いに
生きているのが自分の子で、
死んだのが相手の子だと主張するのです。

そのときソロモンは剣を持ってこさせ、
生きている子を二つに切り分け、
二人の女性たちに与えよと
命じました。

そうすると生きている
子どもの母親が生きている子を
相手に与えて、殺さないで
欲しいと懇願するのです。

逆に死んだ子どもの母親は、
子どもを殺してくださいと
願います。

それを見て、ソロモンは
生きている子どもを
初めの方の女性に与えるように
命じるのです。

このさばきを目の当たりにした
人々は驚き、ソロモンを恐れます。
神様の知恵がソロモンに
与えられていると知ったからです。

私たちも色々な難しい判断を
迫られるときがあります。
そのとき自分で判断するのではなく、
主の知恵をいただくことが大切ですね。

この主の知恵をいただくために
私たちは日々主に祈り、
主のみことばに聞いていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、正しく判断することができるよう、

日々助けてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月9日

ソロモンの願い[Ⅰ列王記 3:1-15]

善悪を判断してあなたの民を
 さばくために、聞き分ける心を
しもべに与えてください。
          Ⅰ列王記 3:9

主はソロモンに
「何を与えようか。願え」と
夢の中で尋ねられます。

彼の願いは、主に委ねられた民を
正しくさばくための聞き分ける心を
与えられることでした。

この願いを主は心から喜ばれ、
正しい訴えを聞き分ける
知恵と判断力を与えられるのです。

それだけでなく彼が願わなかったもの、
すなわち富も誉れも与えると
約束されます。

さらに父ダビデのように
主のことばを守り、主の道に歩むなら
ソロモンの日を長くしようと
告げられるのです。

このようにソロモンは
本当に謙遜な人でした。
自分の力に頼らず、
主の力に頼ったのです。

このソロモンの謙遜さに
私たちも倣いたいと願います。
私たちはすぐに自分の力を
誇ってしまうのです。

ですから主の前にへりくだり、
主に知恵と判断の心を
与えていただこうではありませんか。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、知恵と判断の心を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月8日

確立した王国[Ⅰ列王記 2:36-46]

こうして、王国は
 ソロモンによって確立した。
         Ⅰ列王記 2:46

シムイはダビデがアブサロムに追われ
エルサレムから下ったとき、
ダビデを呪い、石を投げた人でした。

その後、アブサロムが死んで、
ダビデがエルサレムに帰るとき、
一番最初に迎えたのが
シムイだったのです。

そしてダビデにいのち乞いをします。
それをダビデは受け入れ、
彼をさばきませんでした。

しかし列王記第一2章8,9節で
ダビデはソロモンにシムイを
咎のない者としてはならないと
命じられるのです。

これを受けてソロモンはシムイに
一つの約束をさせて、それを破ったら、
必ず死ななければならないと告げます。

シムイは3年後、それを破ってしまうのです。
そのため、彼は殺されます。
シムイはダビデにいのち乞いをして、
いのちを救われたのです。

でも彼の本質は何も変わっていませんでした。
主が選ばれた王をのろうという悪は
彼の心に残り続けたのです。
このことをダビデもソロモンも分かっていた。

この悪がエルサレムにある限り、
王国は確立することがなかったのです。
だから悪を取り除き、ソロモンによって
王国が確立します。

主が見ておられるのは、
表面的な悔い改めではないのです。
心からの悔い改め。

私たちはどうでしょうか。
自分のうちにある悪を除くために、
しっかり悔い改められているでしょうか。
主に私たちの内側を探っていただきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの前に心から悔い改め、

悪を取り除くことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月7日

主のことばの成就[Ⅰ列王記 2:26-35]

シロでエリの家族について
 語られた主のことばは、
こうして成就した。
         Ⅰ列王記 2:27

ソロモンは自分を裏切った
祭司エブヤタルに対して
寛容な態度を取ります。

それは彼が父ダビデといつも
苦しみをともにしたからです。
でも彼は主の祭司職から追放されます。

これは主がエリの家族について
語られたことばが成就するためでした。
エリの子どもたちは主の前に罪を犯し、
その子どもたちを彼は戒めることができなかったのです。

そのため彼の家族は祭司ではなくなり、
永遠に赦されないと告げられました。
このことがこのとき、成就したのです。

主のことばは絶対です。
主のことばは必ず成就します。
だからこそ私たちは主のことばを
軽んじないようにしたいと願うのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのことばを軽んずることなく、

あなたのことばに従う者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月6日

アドニヤの願い[Ⅰ列王記 2:13-25]

主は生きておられる。
 主は私を父ダビデの王座に
就かせて、私を堅く立て、
 約束どおり私のために
家を建ててくださった。
          Ⅰ列王記 2:24

アドニヤはソロモンの母バテ・シェバに
一つのお願いをします。
それはアビシャグを妻として与えてくれるよう、
ソロモンに頼んで欲しいということでした。

バテ・シェバはそのようなことだったら、
何も問題ないと思い、ソロモンに
アドニヤの頼みを伝えるのです。

それを聞いたソロモンは強い口調で
彼女に答えます。そしてアドニヤは
殺されなければならないと
誓うのです。

確かにアドニヤの願いは、一見すると
あまり問題には思えません。
しかしこのことは謀反を起こした彼が
全く悔い改めていないことを現わしていたのです。

また彼はあわよくばもう一度
王座を狙おうとしていました。
そのための布石がアビシャグを
自分のものにすることでした。

このことを良く分かっていた
ソロモンはアドニヤを殺すのです。
こうして自分の王位を
脅かしそうな者たちを排除していきます。

私たちも自分の願い、
他の人の願いの中に、
自分勝手なものがないかを
いつも考えていく必要があるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私の願いはいつもあなたに

喜ばれるものであるかを見極めることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月5日

ダビデの遺言[Ⅰ列王記 2:1-12]

あなたの神、主への務めを守り、
 モーセの律法の書に
書かれてあるとおりに、
 主の掟と命令と定めとさとしを
守って主の道に歩みなさい。
            Ⅰ列王記 2:3

ダビデはソロモンに最期の
ことばを残します。
まず主のことばに従うこと。

そうすれば主がダビデに
約束されたように
イスラエルの王座から
人が断たれることはないと。

その後、ダビデの時代に
積み残した課題をソロモンに
委ねるのです。

ヨアブとシムイに対して
知恵に従って行動するように
命じます。

ヨアブはダビデの思いを無視して
好き勝手な行動をして、
多くの血を流すのです。
シムイはダビデを激しくのろいます。

どちらに対してもダビデは
忍耐して、彼らを赦すのです。
でも心から悔い改めていない
彼らをさばくようにソロモンに命じます。

彼らの存在はソロモンが王として
イスラエルを治めるときに、
大きな足かせとなると
ダビデは知っていたのでしょう。

同じように私たちも次の世代に
負の遺産を残さないこと、
また知恵に従って足かせとなるものを
見極めることが大切です。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたに従うために

足かせとなってしまうものを
 見極めることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。