【日々のみことば】9月4日

ソロモン王の即位[Ⅰ列王記 1:38-53]

しかも、ソロモンはすでに
 王の座に就きました。
            Ⅰ列王記 1:46

ダビデのことばに従って
祭司ツァドク、預言者ナタンたちは
ギホンでソロモンに油を注ぎます。

それを受けて民たちは、
「ソロモン王、万歳」といって、
大いに喜び歌うのです。

新しい王の誕生を
民が待ち望んでいたことが
良く分かります。

一方、アドニヤと彼に従った者たちは
ソロモンが王になったことで、
身震いして、自分たちの身を案じるのです。

特にアドニヤはソロモンに
殺されるのを恐れ、祭壇の角を
しっかり握りしめます。

それに対してソロモンはすぐに彼を
どうにかしようとするのではなく、
「家に帰りなさい」と告げるのです。

ソロモンは王になって、
すぐに自分の権威を振りかざし、
自分の敵を攻撃しません。
落ち着いて、時を見計らうのです。

私たちも自分の思いのままに
動くのではなく、主の時を
待ち望むことが大切です。

落ち着いて静かにし、
主のみこころを求める。
そうしたら自分のすべきことが
見えてくるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、自分の思いのままにするのではなく、

あなたの御心を求めて歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月2日

ダビデの跡継ぎ[Ⅰ列王記 1:11-27]

王様。王様の跡を継いで王座に
 就くのはだれと告げられるのかと、
今や、全イスラエルの目は
 あなたの上に注がれています。
            Ⅰ列王記 1:20

ナタンはアドニヤの策略を知り、
バテ・シェバに伝えます。
そして彼女とソロモンのいのちを守り、
ソロモンが王となるための進言をするのです。

バテ・シェバとナタンは、
ダビデに誰を彼の跡を継いで
王座に就くのかと問いかけます。

これまでダビデははっきり民たちに
告げていなかったようです。
それが今回の騒動を
引き起こすことになったのです。

私たちも結論を先延ばしにしたり、
うやむやにしてしまうことがあります。
それによって混乱が生じたり、
争いが起こったりするのです。

そうならないために大切なのは、
神様のみこころを知り、
神様のみこころに従うと
宣言して歩むことでしょう。

先延ばしにしていたり、
うやむやにしていることがあるなら、
主に祈り、主のみこころを知り、
それに従っていくことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、先延ばしにしたり、

うやむやにすることなく、あなたのみこころに
 従う心を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月1日

アドニヤの野心[Ⅰ列王記 1:1-10]

彼の父は、「おまえは、どうして
 こんなことをしたのか」と言って、
彼のことで心を痛めたことは
 一度もなかった。
            Ⅰ列王記 1:6

今日から列王記第一を通して
主の御声を聞いてきます。

ダビデの晩年、王位継承のことで、
問題が生じます。
四男のアドニヤが自分が王になると
野心を抱くのです。

6節には、ダビデが彼のことで
心を痛めたことがなかったとあります。
これはアドニヤがダビデに従順だったと
いうことではありません。

他の聖書では「厳しくしつけることなく」と
あるのです。ダビデは子育てにおいて、
大きな課題を抱えていました。
しっかりしつけることができなかったのです。

それが様々な問題を引き起こす
ことになります。
それでもなお主はダビデをあわれみ、
ダビデの家系を存続させてくださるのです。

私たちも弱さがあります。
失敗することもあるのです。
けれどそれを主は放っておかれず、
最善へと導いてくださいます。

この主の導きに感謝して、
今月も歩んでまいりましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、弱さ・欠け・失敗を最善へと

導いて下さるあなたの恵みに感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。