【日々のみことば】6月15日

正しいさばき[Ⅰサムエル24:1-22]

どうか主が、・・・正しいさばきで
 あなたの手から私を
救ってくださいますように。
         Ⅰサムエル記24:15

ダビデはサウルを殺すことが
できる絶好のチャンスを得ます。
けれどダビデはサウルを殺さず、
ただ上着の裾を切り取るのです。

そのことでダビデは心痛めます。
それは彼が一瞬でも、サウルに
手を掛けることが主のみこころで
あるかのように振る舞ったからです。

ダビデは部下たちが「主がサウルを殺す
チャンスを与えてくださった」と言ったとき、
すぐに6節のように彼らを説き伏せる
べきだったと示されたのです。

この6節でダビデが強調していることは、
サウルが「主に油注がれた方」であるということです。
この時、もうすでに主の霊はサウルから去っていました。
けれど確かにサウルは特別に主に選ばれた王でした。

このように主なる神様による選びの尊さ、
重みをダビデは部下たちに伝えたのです。
さらにダビデはサウルに自分の無実を訴えます。
主が自分を擁護してくださり、
正しいさばきで救ってくださると語るのです。

私たちを擁護してくださり、
正しいさばきで救ってくださるのも、
主なる神様だけです。
このことを覚えて歩むことができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、あなたはいつも私たちを
擁護してくださることを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。