【日々のみことば】3月28日

ユダヤ人の王[マルコ 15:1-15]

ピラトはイエスに尋ねた。
 「あなたはユダヤ人の王なのか」
           マルコ 15:2

ピラトはイエス様が何も
悪いことをしていないと
分かっていました。

でも彼らは民衆を恐れて
イエス様を十字架につけるために
引き渡してしまうのです。

一方、イエス様はご自分に
不利な証言を語られても、
何も答えられません。

唯一答えられたのは、
ピラトが「あなたはユダヤ人の
王なのか」と質問したことだけです。

イエス様はユダヤ人の真の王として
この世に遣わされました。
この王をエルサレム入城の際
人々は喜んで迎えたのです。

しかし彼らは、この時、真の王を
十字架につけるように要求します。
イエス様はご自分のところに
来られたのに、ご自分の民は
イエス様を受け入れなかったのです。

それに対してイエス様はなおも
沈黙されます。彼らを説得したり、
彼らにさばきのことばを語らない。

この主の忍耐が私たちの救い。
主は今もなお私たちに対して
忍耐され、私たちが悔い改めて
生きるのを待っていてくださる。

だからこそ私たちも主の招きに
素直に応じて、悔い改めて
生きることができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの忍耐と救いを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。