【日々のみことば】5月17日

瞳のように

傷つきやすく、弱いもの
そんな自分のことを思い巡らしながら、
主の御手の中で優しく包まれ、
主の大きな御翼の陰に
かくまわれることを願う。

けれどダビデは一方的に守られることを
願うのではなく、
自らも主の前に誠実であろうとした。
確かに私たちの誠実さは
主の前に取るに足りないものかも知れない。
それでも主の前に誠実でありたいと
御顔を仰ぎ見ていくとき、
主の優しさと大きな守りが
さらに力強く迫ってくる。

父よ、傷つきやすく、弱い私たちを
限りない優しさと大きな御手で守ってください。
主よ、あなたの前に誠実であること、
きよくあることを心がけます。
どうか私たちを助けてください。

 瞳のように私を守り
  御翼の陰にかくまってください。
              詩篇17:8

【日々のみことば】5月16日

私へのゆずりの地

主が私のすべて。
ダビデはいつも主が自分の守りであり、
救いであると信じていた。
だからこそ、どんなに困難なときにも
平安が与えられていた。

一方、私は様々な不安や恐れがある。
考えれば考えるほど、
不安や恐れが増すようで、
考えないようにすることもある。

けれど「主は私へのゆずりの地」、
私にいのちの道を知らせて下さるお方。
この主に信頼するなら、
失望することなく、
揺るがされることはない。

父よ、どれだけあなたが恵みを
与えてくださっても、
あなたにすべてを委ね切れない私がいます。
そんな私をあわれんでください。
そしてあなたに信頼し、
あなたに身を避けて歩めますように。

 私はいつも 主を前にしています。
  主が私の右におられるので
 私は揺るがされることがありません。
              詩篇16:8

【日々のみことば】5月15日

決して揺るがされない

全き者とは、、、
取り繕わず、素直に、ありのままの自分であること。

「心の中の真実を語る」ことができているだろうか。
心の中は、他の人に知られたくない、
やみの部分が多くある。
だから隠す、
隠すから苦しくなる、
やみが深く抜け出せなくなる。

けれど心の中を誰彼構わず、
明らかにしたら大問題。
すべてを受け止めてくれる人は多くない。

すべてをご存じで、
私のすべてを受け止めてくださる方こそ、
主なる神様。
すでに受け止めてくださっているから、
すべてを打ち明けられる。

主の前に隠していないか。
取り繕っていないか。
すべてを主が知ってくださり、
それでもなお愛し、
受け止めてくださると信じるなら、
私たちは決して揺るがされない。

父よ、心の中の真実をあなたに
語る者とさせてください。
私のやみを明らかにしてくださり、
それらをあなたに打ち明け、
あなたの愛を
さらに知ることができますように。

 全き者として歩み 義を行い
  心の中の真実を語る人。
              詩篇15:2

【日々のみことば】5月14日

愚か者は「神はいない」と

神を求めない、善を行えない。
そんな私たち人間は
本来、主なる神様を愛し、
主なる神様との交わりを
喜ぶ者として造られた。

けれど罪によって、罪が仕切りとなり、
神を喜びとすることができなくなった。

その私たちをイエス様によって、
神の子として、
神様を喜ぶ者と回復してくださった。
主なる神様を求め、喜び、
善を行いたいと願うようにされた。

父よ、愚かな私たちを
あなたの愛するひとり子イエス様によって
元どおりにしてくださり、感謝します。
どうか再びあなたを求めず、
自分勝手に歩むことがないように、
聖霊によって導いてください。

 ああ イスラエルの救いが
  シオンから来るように。
   主が御民を元どおりにされるとき
 ヤコブは楽しめ。イスラエルは喜べ。
              詩篇14:7

【日々のみことば】5月13日

目を明るくしてください

ネガティブに物事を考え、
さらにネガティブになることがある。
永久に主が忘れられることなどないのに
主が見放されたかのように思い悩む。
そんなことが良くある。

イエス様が
「わたしはすでに世に勝ちました」
と言われているのに、
この世の敗北者であるかのように
下ばかり見ている。

そんな私たちだからこそ
主に「目を明るく」していただく。
心の目がはっきり見えるように。

心の目がはっきり見えると
主の恵みが、主の守りが
私たちの周りを
取り囲んでくださっていることを知る。

父よ、すぐにネガティブに考え、
あなたの恵み、守りが見えなくなります。
どうかわたしの目を明るくし、
あなたの恵みを覚え、
あなたの救いを喜ぶ者としてください。

 私に目を注ぎ 私に答えてください。
  私の神 主よ。
   私の目を明るくしてください。
              詩篇13:3

【日々のみことば】5月12日

純化されたみことば

主のみことばの純粋さ、きよさ
それを知り、喜ぶためには、
私たち自身が純粋に、きよくなる
主を求める。

みことばを読んでも全く分からないことがある。
主が何を語っておられるのか理解できず、
途方に暮れる。
そんな苦しみの経験を何度もしている。

けれど分からないながら
みことばを読み続けると
不思議と一筋の光が見えてくる。

「あ~主は今日、このことを教えてくださったのか~」

この感動、感激が
私たちをさらに主に近い者としてくださる。

今日も、主は私たちをきよめ
私たちのために立ち上がってくださる。

父よ、あなたのみことばは純粋で、きよいです。
そのため心が濁っているとき
全く心に入ってこないことがあります。
主よ、私の心の中にある不純物を取り除き、
あなたのみことばを聴くにふさわしくしてください。

  主のことばは 混じり気のないことば
    土の炉で七度試され 純化された銀
              詩篇12:6

【日々のみことば】5月11日

御顔を仰ぎ見る

目に見えない神の御顔を見るとは、どういうことか。
イエス様も
「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです」
と言われた。

私たちはイエス様によって罪赦され、
父なる神様の前にきよい者とされた。
父なる神様に近づくことができる。
父なる神様に祈り、
父なる神様がしてくださった
一つ一つのみわざに感謝することができる。

私たちの背後に働かれる主のみわざに気づくとき
目には見えない主なる神様を見る者とされる。

きよさは日々新しくされる。
素直さ、正しさもそう。
生きたみことばを思い巡らし、
自らの心を主の前に明らかにしていくとき、
きよさ、素直さ、正しさが新たにされる。

父よ、今日も私をきよめてください。
私の心をあなたの前に明らかにして
あなたの生きたみことばで満たしてください。
あなたの御顔を仰ぎ見る幸いを感謝します。

  主は正しく 正義を愛される。
     直ぐな人は御顔を仰ぎ見る。
              詩篇11:7

【日々のみことば】5月10日

苦しみの時に

苦しみの時 主が遠くに感じるときがある。
けれど主は見ておられる。
じっと見つめておられる。

なぜ苦しみがあるのか。
主なる神様を信じても、
砕かれ、崩れ、倒れることがあるのか。

一つには 私たちが「神はいない」と
主を侮ることのないため。

私はすぐに高慢になる。
主に委ね、祈ることなしに生きてしまう。
そんな私を主は砕いてくださり、
主の助けに身を委ねるように、
日々、導いてくださる。

父よ、私があなたを侮ることがありませんように。
いつでも、すべてを見ておられるあなたに
委ねる者とさせてください。

  あなたは見ておられました。
   労苦と苦痛を じっと見つめておられました。
  それを御手の中に収めるために。
                   詩篇10:14

【日々のみことば】5月9日

御名を知る者

主は聞かれるお方。ご覧になるお方。詩篇の記者は苦しみの中でも、主のみに望みをおいている。
私たちにとっての恐れ、、、忘れられること。誰も自分に感心がなく、見捨てられたかのように感じること。
主は見捨てられない。忘れられることはない。
その確かさに生かされていくとき、主なる神様の救いをほめたたえる者とされる。

  父よ、今日もあなたは私たちの味方です。
    貧しく、苦しむ私たちの砦です。
  主よ、もっともっとあなたに近づき、
    あなたに拠り頼む者とさせてください。

                   詩篇9:10

【日々のみことば】5月8日

顧みてくださる主

天地万物を造られ、今も支配しておられる主が、私に心を留め、顧みてくださる。全宇宙に比べたら、ちっぽけで、取るに足りない私の祈りに耳を傾け、私のことを愛し、私のためにことを行ってくださる。
この素晴らしい、考えられないほど大きな恵みを忘れてしまうことが多い。ちょっと祈っただけなのに、全く答えてくださらないとか、ほんの少し主のために仕えただけなのに、認めてくれないとか、とにかく不平不満に満たされている私。
今日、雲一つない青空を見た。
父よ、あなたが私に心を留め、ともにいてくださる恵みをすぐに忘れてしまう愚かな者です。どうかあなたの前にへりくだって、あなたが私にどんなに素晴らしいことをしてくださっているかを思い巡らし、感謝する者とさせてください。

 人とは何ものなのでしょう。
   あなたが心に留められるとは。
 人の子とはいったい何ものなのでしょう。
   あなたが顧みてくださるとは。

詩篇8:4