イエス様のまなざし[ルカ22:54-71]
そして、外に出て行って、激しく泣いた。
ルカ22:62
ペテロは一度はイエス様を見捨てて、
他の弟子たちと一緒に逃げますが、
引き返して、イエス様の後に
遠く離れてついていきます。
けれどペテロは、ここでイエス様を
三度否定してしまうのです。
イエス様と一緒なら、牢であろうと
死であろうと覚悟していると、
語っていたペテロでしたが、、、
そのペテロの失敗をイエス様は、
すでに告げておられました。
ペテロにとっては「まさか」でしたが、
イエス様はすべてをお見通しでした。
ですからイエス様のペテロへのまなざしは
「ほれ見たことか」というような
裁くものではなく、あわれみ、愛。
ペテロは、この時、完全に砕かれますが、
彼は自分の罪を深く悲しんだ後に、
イエス様によって立ち上がることができるのです。
私たちの失敗、過ちも、
主はすべてご存じです。
そして私たちのために祈っていてくださいます。
ですからただ自分の失敗、過ちを
悲しむのではなく、主に目を向け、
主の豊かな赦しとあわれみに
すがる者でありたいと願います。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
本当に弱く、失敗だらけの私たちをあわれんでください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。