【日々のみことば】11月7日

救助者エフデ[士師記3:12-31]

こうして、モアブはその日
 イスラエルの手に下り、
国は八十年の間、穏やかであった。
           士師記3:30

オテニエルの死後、またイスラエルは
主の目に悪を行います。
そのためモアブに18年間も
苦しめられることになるのです。

その苦しみの中で、
主に叫び求めると、
主は救助者エフデを
起こされます。

彼はモアブの王エグロンに
貢ぎ物を持っていった後で、
モアブの王を殺すのです。
このやり方は、ある意味卑怯です。

無防備なエグロンをだまして、
彼のいのちを奪うからです。
けれど聖書はエフデが
卑怯者だとは評価していません。

ただイスラエルがエフデの導きで、
モアブに勝利し、彼とシャムガルが
イスラエルを治めていた間、
穏やかであったことだけが
記されているのです。

それは主のみこころが
イスラエルを救うことだったからです。
そして彼らがご自身との関係を喜び、
穏やかであることを願われていました。

主が私たちに望んでおられることも、
常にご自身との交わりを喜び、
穏やかであることです。
そのために私たちを
救い出してくださったのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、あなたにある穏やかさを今日も与えてください

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。