【日々のみことば】12月7日

レビ人の側女[士師記19:1-10]

イスラエルには王が
  いなかった時代のこと、
           士師記19:1

主なる神様を王として迎えず、
人々が好き勝手に生きていた時代、
レビ人は側女を迎えるのです。
彼は彼女をひどく扱ったのでしょう。

側女は彼の所から逃げ出し、
父の家に帰ります。
レビ人はその側女を追って
彼女の父の家に行くのです。

彼は彼女の心に訴えて
連れ戻すつもりでした。
彼女の心に訴えるとは、
どういうことでしょうか。

これは恐らく感情に訴え、
同情を誘うようなことだと
考えられます。

彼は彼女がどうして
出て行ったのかを考えず、
自らの非も認めず、
ただ情に訴えるのです。

このような自己中心が後に、
彼女のいのちを粗末に
扱うことになります。

本当に私たちの身勝手さは、
恐ろしいです。
自分の思い通りに事が進むように、
あらゆる手段を使うのです。

そんな弱さ、愚かさがある
私たちだからこそ
主に祈り、常に主のみこころを
求める必要があるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、どうか私たちを身勝手な
歩みから解放してくださいますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。