【日々のみことば】12月23日

キリストのうちにある思い[ピリピ 2:5-30]

キリスト・イエスのうちにある
 この思いを、あなたがたの
間でも抱きなさい。
           ピリピ 2:5

謙遜で、へりくだることほど、
私たちにとって
難しいことはありません。

ピリピのクリスチャンも
そう思ったことでしょう。
そんな彼らにパウロは
イエス様を見るように命じます。

イエス様は神様なのに、
神様と等しくあることに
固執しようとは思われなかったのです。

ご自分の特権をすべて放棄され、
人として、この地上に
来てくださいました。

しかも王とか、地位のある
権力者となられたのではなく、
しもべの姿として、皆に仕えるために
人となられたのです。

この主のへりくだり、
父なる神様への従順によって、
イエス様は私たちの救いを成し遂げ、
すべての名にまさる名が与えられました。

このイエス様の名を呼ぶなら、
私たちは救われ、いのちを
得ることができるのです。

それだけでなく、私たちは
イエス様のように従順になり、
キリストの福音にふさわしく
生活することができます。

これこそ私たちがキリストに
あって救われた恵み。

ですから私たちはいのちのことばを
しっかり握り、世の光として
輝いて歩んで参りましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、いのちのことばをしっかり握り、

世の光として輝けますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月22日

キリストの福音にふさわしく[ピリピ 1:12-2:4]

ただキリストの福音に
 ふさわしく生活しなさい。
         ピリピ 1:27

パウロの願いは、恥じることなく
大胆に福音を語り、自分の身によって
キリストがあがめられること。

とにかく彼は自分のことよりも、
イエス様のことをいつも思い、
すべてがキリストに
向かっていたのです。

またパウロは世を去って
キリストとともにいることを
熱望しています。

けれどピリピのクリスチャンのために
その思いを一旦置いて、
彼らとともに生きることを
願うのです。

パウロはピリピのクリスチャンに
キリストの福音にふさわしく
生活しなさいと命じています。

キリストの福音にふさわしく
生活するとは、キリストにあって
一つとなることでしょう。

それは簡単なことではなく、
耐えるべきこと、
苦しみがある。

パウロは私たちの受けた恵みは
キリストを信じる信仰だけでなく、
キリストのために苦しむこと
でもあると述べるのです。

信仰のチャレンジが与えられる。
そのときに私たちが問われるのは、
同じ愛の心を持ち、心を合わせて、
思いを一つにすること。

このために私たちはキリストの
からだなる教会の部分と
されているのです。

教会にさらなる一致が与えられ、
キリストの福音にふさわしく
生活できるようお祈りしていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、キリストの福音にふさわしく

生活できますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月21日

完成させてくださる主[ピリピ人への手紙 1:1-11]

あなたがたの間で良い働きを
 始められた方は、
キリスト・イエスの日が
 来るまでにそれを
完成させてくださると、
 私は確信しています。
         ピリピ 1:6

ピリピ人への手紙はパウロが
ローマの獄中でピリピの
クリスチャンたちに宛てたものです。

ピリピへの伝道はパウロが
第二次伝道旅行の時に始まります。
最初に救われたのが紫布の
商人ルディアとその家族でした。

その後、パウロたちは捕えられ、
牢獄に入れられるのですが、
看守の家族が救われます。

彼らがピリピの家の教会の
初期メンバーとなっていくのです。

ところがしばらくすると、
家の教会の中にパウロの信仰を
どうしても理解できない人たちが
出てきて、トラブルメーカーとなっています。

そんな彼らを警戒しながら、
福音にとどまり続けていくよう、
パウロは手紙を通して励ますのです。

パウロはいつも彼らのことを思い、
彼らのために祈るたびに、
いつも喜んでいました。

また彼らが最初から福音宣教に
携わってきたことを感謝するのです。
さらにパウロは彼らがキリストにあって
成長していくことを祈ります。

救われたから、もうそれで完成ではない。
もっと愛が増し加えられ、神さまを知り、
義の実に満たされるように。

救われた私たちの使命は、
福音宣教のために伝えることと、
キリストの似姿に変えられていくこと。

それによって私たちは神さまの
栄光と誉れを現わす器と
なることができるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、日々、あなたの恵みによって

キリストの似姿に変えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月20日

理解できないこと[ヨブ記 42:1-17]

確かに私は、
 自分の理解できないことを
告げてしまいました。
         ヨブ記 42:3

ヨブは神さまの語られた
ことばを聞き、
心から悔い改めます。

ヨブには色々聞きたいこと、
知りたいことがあったでしょう。

しかし神さまの偉大さを
聞かされた今、それが如何に
高慢であったかを悟るのです。

またヨブは主を見る者とされます。
主を見るとは、伝え聞いてきた神様が、
自分の神様になったということ。

これによってヨブは
神さまとの生きた交わりが
スタートするのです。

私たちもすべてを理解し、
何もかも知りたいという
思いがあります。

でも私たちには隠されていること、
知らなくても良いことがあるのです。
そんな私たちに大切なことは、
偉大な力ある主に委ねること。

このように主に委ねていくとき、
私たちは神さまとの豊かな
生き生きした交わりを
日々持つことができるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたとの生きた交わりを

することを待ち望みます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月19日

全て主のもの[ヨブ記 41:1-34]

天の下にあるものはみな、
 わたしのものだ。
         ヨブ記 41:11

レビヤタンとは、ワニのこと。
神様は全ての被造物を
支配されます。

どんなに力があり、
強暴であっても。
しかし私たちは思うように
することができないのです。

神様はご自分の力と
権威を強調されることで、
ヨブに自分が如何に小さな者で
あるかを教えようとされます。

私たちも主の前に小さな者。
その私たちもまた
主のものであるのです。

そして主が王として私たちを治めて
心を配ってくださいます。
この大きな恵みを覚えていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちもあなたの者と

されていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月18日

神を責める者[ヨブ記 40:1-24]

神を責める者は、
  それに答えよ。
         ヨブ記 40:2

神様はヨブに非難する者、
神を責める者と
呼びかけられます。

果たしてヨブは神様を
非難していたでしょうか。
神様を不義に定めようと
していたでしょうか。

でもこれを聞いてヨブは
心から悔い改めます。
自分は取るに足りない者。
口答えはできないと。

そんなヨブに神様は、
もう一度、勇士のように
腰に帯を締めよと
命じられるのです。

ただ自分の罪に沈み込まず、
主の前に立つようにと。
そして神様はヨブに
ご自分との違いを明らかにされます。

それは何一つ神さまに
勝るものはなく、
悪者たちを低くする
ことさえできない。

さらに自分を自分で
救うことなどできない。
私たちの救いは
主にあるからです。

だからこそいつもへりくだって
歩むことが大切なんですね。
その私たちと主はともにいて
正しいさばきをしてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちの救いは

ただあなたにあることを覚えます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月17日

すべてをご存じの主[ヨブ記 38:39-39:30]

あなたの考えによってか。
 鷹が舞い上がり、
南にその翼を広げるのは。
           ヨブ記 39:26

神さまはすべての生き物の
生き方をご存じであると
ヨブに告げられます。

自然に、偶然に、ということはなく、
すべてが神さまの御手の中にあるのです。
知恵や悟りを授けられたのも、
主なる神様の他におられません。

私たちの考えの及ばないことが
多くあるのです。
そのすべてを主は知っておられ、
導かれています。

でも神さまはすべてを
ご自分の思いどおり、
コントロールされる
わけではないのです。

主は私たち人間に多くの部分を
委ねてくださっています。
その委ねられたものを
しっかり管理するのが私たちの使命。

しかし私たちはその使命を忘れ、
好き勝手な歩みをしてしまうのです。
そんな私たちに対して
主はいつも忍耐されます。

私たちが主のみこころに
生きることができるよう、
謙遜に仕えることができるよう、
待っていてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたは私たちの考えの及ばないことを

常にしてくださることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月16日

万物を治められる主[ヨブ記 38:19-38]

光の住む所への道はどこか。
 闇のあるその場所はどこか。
           ヨブ記 38:19

神さまがこの地と宇宙の
法則を作られ、秩序を与えられ、
今も常に働いておられます。

星の位置さえも、神さまのわざ。
雨や雪、露、霜、光、闇。
これらを創造され、
今もコントロールしておられる。

また私たちに知恵、悟りを与え、
様々なことを理解する力を
与えてくださるのも主なる神様。

このような偉大な力ある神さまが
烏にえさを備えられる。
烏の子の泣き叫ぶ声を
聞いてくださるのです。

イエス様も「空の鳥を見なさい」と
言われました。
何か不平不満が出てきたとき、
下を見るのではなく、空を見ましょう。

そうしたら主が私たちに目を
留めてくださる恵みに
気がつくはずです。

主は今日も私たちの叫びを
聞いてくださます。
私たちも主の御声に聞き、
歩むことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、小さな私たちに目を

留めてくださる恵みに感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月15日

嵐の中から[ヨブ記 38:1-18]

知識もなしに言い分を述べて、
 摂理を暗くするこの者はだれか。
           ヨブ記 38:2

ようやく神さまがヨブに
答えてくださいます。
でも神さまの答えはヨブが
望んでいたものだったでしょうか。

神さまはヨブに知識もなしに
言い分を述べて、摂理を暗くする
この者はだれかと問われます。

ヨブは神さまについて間違ったことは
語っていませんでした。
でも彼の神さま理解は神さまの
偉大さに比べればわずかであった。

摂理とは、他の聖書の訳では
「主の計画」となっています。
主の計画を暗くするとは、
曇らせるということでしょうか。

神さまについて、
神様のみこころについて
ほとんど分かっていないのに、
あたかも分かっているように語る。

これを神さまは警告されて
いるのでしょうか。
でも神さまはヨブをさばいて
終わらせません。

勇士のように腰に帯を締め、
勇敢にご自分の問いに
答えるように命じられるのです。

4節以降、主はご自分が
天と地とそこに満ちる
すべてのものを作られ
今も支配しておられることを語られます。

ヨブにご自分の偉大さ、力を
示されるのです。
ヨブは苦しみの中で、
視野が狭くなっていました。

そんな彼の視野を広げ、
神様ご自身の素晴らしさに
目を向けるように語られたのです。

私たちは、どうでしょうか。
私たちの視野は狭まり、
神さまの素晴らしさを
忘れていないでしょうか。

神さまの素晴らしさをほめたたえ、
神さまを賛美して歩んでまいりましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの素晴らしさを

もっと教えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。