【日々のみことば】12月7日

レビ人の側女[士師記19:1-10]

イスラエルには王が
  いなかった時代のこと、
           士師記19:1

主なる神様を王として迎えず、
人々が好き勝手に生きていた時代、
レビ人は側女を迎えるのです。
彼は彼女をひどく扱ったのでしょう。

側女は彼の所から逃げ出し、
父の家に帰ります。
レビ人はその側女を追って
彼女の父の家に行くのです。

彼は彼女の心に訴えて
連れ戻すつもりでした。
彼女の心に訴えるとは、
どういうことでしょうか。

これは恐らく感情に訴え、
同情を誘うようなことだと
考えられます。

彼は彼女がどうして
出て行ったのかを考えず、
自らの非も認めず、
ただ情に訴えるのです。

このような自己中心が後に、
彼女のいのちを粗末に
扱うことになります。

本当に私たちの身勝手さは、
恐ろしいです。
自分の思い通りに事が進むように、
あらゆる手段を使うのです。

そんな弱さ、愚かさがある
私たちだからこそ
主に祈り、常に主のみこころを
求める必要があるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、どうか私たちを身勝手な
歩みから解放してくださいますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月6日

私のところには何が・・・[士師記18:21-31]

「あなたがたは、私が造った神々と、
 それに祭司を奪って行きました。
 私のところには何が
 残っているでしょうか。・・・」
           士師記18:24

ミカが造った神々と彼の祭司は、
ことごとくダン族に奪われてしまいます。
彼を幸せにする、主の祝福のしるしだと
思われていたものが、
何一つ彼の手元に残らないのです。

これが主なる神様を
王であることを拒み、
自分の目に良いと見えることを
行っていた結果でした。
ミカは失望して、
自分の家に帰ったことでしょう。

私たちも形あるものを頼みとするとき、
このような空しさを味わい、
失望させられることがあります。

けれど自分のところには、
何も残っていないと
感じることがあったとしても、
主は私たちとともにいてくださいます。

この大きな恵みを忘れず、
目に見えない主なる神様を
頼みとしていくことができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなただけを私の頼みとして
いくことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月5日

安心して行きなさい[士師記18:1-20 ]

「安心して行きなさい。
 あなたがたのしている旅は、
 主がお認めになっています。」
           士師記18:6

ダン族は自らの領地を広げるために
偵察します。
その時、ミカの家のそばをとおり、
彼の祭司、レビ人に会うのです。

偵察隊5名は、自分たちの旅が成功するか、
神様に伺って欲しいと、
レビ人に頼むのです。

レビ人は主に祈り、
安心して行くように言います。
とても身勝手に見えるレビ人に、
主が答えてくださることは驚きです。

私たちも良く身勝手な、
自分の目に良いと見えることをしてしまいます。
そんな私たちの祈りでさえも
主は聞いてくださるのです。

この主のあわれみを
今週も忘れずに歩んでいきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、身勝手な祈りをなお聞いてくださり、
答えてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月4日

自分の目に良いと見えることを[士師記17:1-13]

そのころ、イスラエルには王がなく、
 それぞれが自分の目に良いと
見えることを行っていた。
           士師記17:6

ミカは自分に都合よく、
神様に礼拝を献げています。
それは、ミカの時代、
イスラエルに王がなく、
自分の目に良いと見えることを、
行っていたからです。

私たちの礼拝はどうでしょうか。
自分に都合の良い、
自己中心な礼拝になっているときが
あるような気がします。

自分の目に良いと見えることではなく、
主の目に良いと見えることを知り、
それを選び取って行くことができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、身勝手な行いではなく、
あなたに喜ばれる行いをすることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月3日

主を呼び求める[士師記16:15-31]

サムソンは主を呼び求めて言った。
「神、主よ、どうか私を心に
 留めてください。・・・
          士師記16:28

サムソンは力の源を明かしてしまい、
ペリシテ人に捕えられます。
そして苦しみにあうのです。
その時、彼は再び主を求めます。

どんなときにも、彼の心は
主から離れることはなかったのです。
この求めに主は答えてくださり、
彼に再び力を与えてくださいます。

これによってペリシテ人に
大きな損害を与え、
ペリシテ人による支配から、
イスラエルを救うことになるのです。

主はご自身を求める私たちを
決して退けられません。
その求めに答えてくださり、
大きな力を与えてくださるのです。

この主のあわれみを覚えて、
主に感謝する一日となりますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、私たちにあなたを求める
心を与えてくださり、感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月2日

力の源[士師記16:1-14]

こうして、彼の力の源は
  知られなかった。
        士師記16:9

サムソンはデリラを愛します。
でも彼女はサムソンではなく、
お金を愛するのです。
デリラはサムソンにどうしたら
彼を苦しめられるのか問いました。

サムソンは3度、嘘をついて
力の源を隠すのです。
彼は本当に辛かったと思います。
自分の愛する人が
自分を苦しめようとしていたのですから。

でも彼は彼女といっしょに
生活をし続けました。
彼女を捨てて、
逃げなかったのです。

とても不思議です。
どうしてデリラを捨てて、
逃げなかったのでしょうか。
それは彼女を愛していたから。

主なる神様も私たちを
愛してくださるから、
私たちを見捨てず、
ともにいてくださいます。

その愛に気がつかず、
主を傷つけ、裏切ってしまう私たち。
それでも主は私たちをあわれみ、
愛し続けてくださるのです。

この主の愛と忍耐によって
私たちは今、救われ、
生かされています。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたの愛と忍耐を心から感謝します

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】12月1日

ひどく渇きを覚えて[士師記15:1-20]

そのとき、彼はひどく渇きを覚え、
 主を呼び求めて言った。
            士師記15:18

サムソンがペリシテ人と事を
起こし、イスラエルを
ペリシテ人の手から
主が救い始めたときの
イスラエルの反応は
どうだったでしょうか。

サムソンに「どうして
こんなことをしてくれたのか」と
文句を言って、彼をペリシテ人の手に
引き渡すのです。

彼らは主を求めておらず、
主への飢え渇きもなかったから。
一方、サムソンはペリシテ人と戦い、
ひどく渇きを覚えたとき、
主を呼び求めるのです。

この時代、サムソンだけが主を求め、
主への飢え渇きが与えられていました。
今の時代も、主を求める人は、
多くありません。

でも私たちには主を求める心、
主への飢え渇きが与えられているのです。
これは自分のためだけでなく、
主を知らない人たちを主に導くためでもあります。

今日も主を呼び求め、
主の救いを待ち望んでいきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、私たちにあなたへの飢え渇きを
与えてくださり、感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。