【日々のみことば】3月14日

アロンの働き[レビ記 9:1-24]

モーセとアロンは会見の天幕に入り、
 そこから出て来て民を祝福した。
すると主の栄光が民全体に現れ、
             レビ記9:23

主の祭司として聖別された
アロンは自分のため、
民のための宥めを行います。
すべて主がモーセに命じられたとおりに。

それが終わるとアロンは、両手を上げ、
民たちを祝福するのです。
そうすると主の栄光が民全体に現れます。

さらに火が主の前から出て、
祭壇の上のささげ物を焼き尽くすのです。
それを見た民たちは喜び、ひれ伏します。

アロンの最初の奉仕は、
無事に、祝福の内に
終えることができたのです。

聖別されたアロンは、
自分自身のためだけでなく、
民たちのためにとりなし、
祝福する者とされました。

同じように主イエス様の血によって
聖別された私たちも、
自分のためだけでなく、
他の人のためにとりなし、
祝福する者と変えられたのです。

それを通して、私たちの周りの人たちは、
主の栄光を見て、主を喜び、
ほめたたえることができるでしょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、他の人のためにとりなす特権を
私たちに与えてくださり、ありがとうございます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】3月12日

祭司としての任職[レビ記 8:1-21]

注ぎの油をアロンの頭に注いだ。
 こうして彼に油注ぎを行い、
彼を聖別した。
             レビ記8:12

8章は主の祭司としてアロンと
その子どもたちを任命するために
主が定められたことを
モーセが執り行っています。

モーセは民の前で、アロンたちの
任職の儀式を一つひとつ行うのです。
まず彼らを水で洗い、きよめます。
それから彼らに祭司としての
装束を身につけさせるのです。

それから幕屋とその中にあるもの、
祭壇とすべての用具に油を注ぎ、
それらを聖別します。
最後にアロンに油を注ぎ、
彼を聖別するのです。

すべてのものを聖別するのは、
きよい神さまのために
すべてのものが
用いられるからでしょう。

アロンが油注がれ、聖別されるのも、
彼が主の祭司として、民を代表して、
主に仕えるためです。
その務めは非常に重い責任を伴うものです。

だからより慎重に、重ねて、
きよめられる必要がありました。

私たちは今、キリストの血によって、
完全にきよめられているのです。
もう自分をきよめるための
儀式を行うことはありません。

だからといって適当に、
好き勝手に主に仕えたら
よいのではないのです。
日々、主の前に自らの罪を告白し、
主の前にきよくあることが求められています。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、キリストの血によって
聖別された者として、
 あなたに仕える者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】3月11日

永遠の割り当て[レビ記 7:28-38]

それは、イスラエルの子らから取って
 彼らに与えるようにと、
彼らが油注がれた日に主が
 命じられたもので、
代々にわたる永遠の割り当てである。
             レビ記7:36

主なる神さまは、レビ人には土地を
与えられませんでしたが、主ご自身が
彼らのゆずり、相続だったのです。

その彼らに主はすべての必要を
ご自分に献げられたものから与えられます。
そのため彼らは決して飢えることなく、
主によって養われたのです。

それも永遠の割り当てとされます。
主は永遠に彼らのすべてを満たされ、
彼らを導かれることを約束されたのです。

同じように今、私たちは永遠の割り当てとして、
主イエス様が与えられています。
私たちは主イエス様を信じ、
歩むことですべての必要が満たされるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、今、私たちに主イエス様が与えられ、
あなたの恵みによって生かされていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】3月10日

食べてはならないもの[レビ記 7:11-27]

その身に汚れがあるのに、人が、
 主に献げられた交わりの
いけにえからの肉を食べるなら、
 その人は自分の民から断ち切られる。
             レビ記7:20

交わりのいけにえの肉は、
祭司のものとなりました。
祭司はそれを食べることができたのです。
けれど食べるための規定があります。

それはきよい人であることでした。
もし汚れたものに触れた状態、
身体に汚れがある状態で、
それを食べるなら、
自分の民から断ち切られると
厳しいことが語られるのです。

きよい神さまは、常にきよさを
求められ、汚れを退けられます。
私たちはすぐに汚れ、
悪に支配されそうになるのです。

だからいつでも自らを見守り、
罪・汚れから遠ざかることが
できるように祈っていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、罪・汚れから遠ざかり、
あなたのきよさにあずかることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】3月9日

最も聖なるもの[レビ記 6:24-7:10]

祭司の家系に属する男子はみな、
 これを食べることができる。
これは最も聖なるものである。
           レビ記6:29

罪のきよめのささげ物、
代償のささげ物は最も
聖なるものとされています。
そして主によって聖なる者とされた
祭司の家系が食べることができたのです。

食べることは、主に信頼すること、
また主によってすべての必要は
満たされることを
意味していたのでしょう。

イエス様もヨハネの福音書で、
「わたしを肉を食べ」と言われます。
これは最も聖なるお方の肉を食べる
すなわちイエス様を信じ、
信頼して生きることです。

私たちは今、イエス様の尊い
犠牲によって毎日最も聖なる
お方と交わり、イエス様によって
満たされているのです。
この恵みを今日一日、味わってまいりましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、最も聖なるお方を信じる信仰を
与えてくださって感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】3月8日

絶えず火を[レビ記 6:8-23]

火は絶えず祭壇の上で燃え続け
 させなければならない。
消してはならない。
           レビ記6:13

全焼のささげ物は朝まで
祭壇の上にあるようにし、
火は燃え続けさせるように
定められています。

火を絶えず燃え続けさせること、
火を消してはならないことが
繰り返し告げられているのです。

この火を燃え続けさせることは、
どんな意味があるのでしょうか。
出エジプトの時にも、
主は昼は雲の柱、夜は火の柱で
イスラエル人を導かれました。

この火の柱は主の臨在を覚え、
主の守りを視覚的に
現していたのでしょう。

新約時代に生きる私たちには、
パウロが「御霊を消してはいけません」と
命じられます。

御霊の働きを無視するなら、
私たちは主を忘れ、
自分勝手な歩みをしてしまいます。

だから私たちの内に住んでおられる
御霊を消すことなく、
主の臨在を覚えることが
とても大切なのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、私たちの内に住んでおられる
御霊を消すことがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】3月7日

償いと宥め[レビ記 5:14-6:7]

祭司は主の前でその人のために
 宥めを行う。
彼は、自分が行って責めを
 覚えるようになった
どのことについても赦される。
           レビ記6:7

隣人に対して罪を犯す場合、
彼に対して償いをするだけでなく、
自分のための代償のささげ物を
献げるように命じられています。

祭司はそれを主の前でほふり、
彼のために宥めを行うのです。
この償いと宥めによって、
彼の罪は赦されます。

人をあざむく、悪いことをするのは、
その人に対してだけでなく、
主に対してでもあるのです。

放蕩三昧をした息子が
父の元に返ったとき、彼は言います。
「お父さん、私は天に対して罪を犯し、
あなたの前に罪ある者です」

私たちも人への償いと
主への宥めをもって、
主の赦しの中を
歩み続けることができるのです。

今日も隣人と和解をし、
主なる神様の赦しを求めていきましょう。
そのとき、主の平和が私たちを通して、
豊かに訪れることでしょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、隣人との和解し、
あなたの赦しを求めて歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。