【日々のみことば】1月21日

動揺する人・喜ぶ人[マタイ 2:1-12]

その星を見て、
 彼らはこの上もなく喜んだ。
            マタイ 2:10

イエス様が生まれて
しばらくすると東の方から
博士たちがエルサレムにやって来ます。

彼らはヘロデに「ユダヤ人の王として
お生まれになった方は、
どこにおられますか」と尋ねます。

それを聞いてヘロデを初め、
エルサレム中の人たちが
動揺するのです。

一方、博士たちは星に導かれ、
星がとどまったのを見て、
この上もなく喜びます。

ユダヤ人たちは動揺し、
異邦人がイエス様の誕生を喜ぶ。
ユダヤ人たちは救い主を求めながら、
救い主を受け入れないのです。

それは彼らが闇を喜び、
光を憎んでいたからです。
そんな彼らの心を知りながらも、
イエス様は彼らを救うために来られたのです。

今も私たちは時々、闇を喜び、
光を遠ざけてしまうことがあります。
けれど主は私たちを愛し、
私たちを常に照らしてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの光の中に

とどまることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月20日

インマヌエル[マタイ 1:18-25]

マリアは男の子を産みます。
 その名をイエスとつけなさい。
            マタイ 1:21

ヨセフは突然、マリアから
妊娠の知らせを受け、とまどいます。
彼がマリアから聞いた話は、
とても現実とは思えなかったからです。

そしてマリアとひそかに
別れようとするのです。
そんなことを思い巡らす中で、
主の使いが夢に現れます。

恐れ惑っていたヨセフに
主の使いは恐れないで、
マリアを迎えるように
語るのです。

またマリアが身ごもった男の子に
イエスという名をつけるように
命じます。

そしてその子はご自分の民を
その罪から救われると
告げられるのです。

ヨセフにとって御使いのことばは
驚くべきことで、すぐに理解するのは
難しかったことでしょう。

でもヨセフは夢から覚めると、
主の命じられた通り、
マリアを妻として迎え入れるのです。

このヨセフの信仰に、
私たちも倣いたいと願います。
自分が思いもよらないことに
ただ恐れるのではなく、従うように。

どうしてヨセフは従えたのでしょうか。
それはインマヌエルの主が
ともにいてくださると
信じていたからです。

私たちとともにインマヌエルの主は
ともにいてくださいます。
だからこそ恐れず、主とともに
一歩一歩進んでまいりましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが今日も

ともにいてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月19日

イエス・キリストの系図[マタイ 1:1-17]

アブラハムの子、ダビデの子、
 イエス・キリストの系図
            マタイ 1:1

今日からマタイの福音書となります。
アブラハムからイエス様までの
系図が記されています。

この系図を見ると、
何人かの女性たちが
登場していることが分かります。
タマル、ラハブ、ルツ、ウリヤの妻。

ラハブとルツは異邦人。
タマルはユダの義理娘。
ウリヤの妻バテ・シェバは
ダビデによる略奪婚。

様々な人間的な失敗、
策略などの結果としての面も
隠すことなく、
すべて記されているのです。

そのような家系から
イエス様が誕生されました。
イエス様が私たちの罪をすべて
負われるために来てくださった恵みを覚えます。

私たちの歩みも決して、
スマートなものではありません。
色々な失敗、問題があるでしょう。

けれどそれらを主は用いられ、
私たちを義の道、いのちの道に
導き続けてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちを常に義の道に

導いてくださることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月18日

契約の箱が出発するとき[民数記 10:11-36]

「主よ、立ち上がってください。」
            民数記 10:35

モーセは契約の箱が出発する時、
すなわち宿営から旅立つ時、
「主よ、立ち上がってください」と
主に祈るのです。

モーセは主が自分たちの先頭に
立って導いてくださることを願い、
主とともに歩みを進めます。

またとどまるときには、
「主よ、お帰りください」と
祈ります。

宿営にとどまるときは、
主を自分たちのただ中に
迎えるのです。

モーセの祈りと歩みを見ますと、
いつも主とともにあることが分かります。
先走ることなく、
主を中心に生きているのです。

私たちの歩みはどうでしょうか。
今日、家を出るとき、
「主よ、立ち上がってください」と
祈ってから出発しましょう。

そして帰ってきたとき、
主とともにあった一日を
主に感謝できたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが今日も私とともに

歩んでくださることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月17日

ラッパを吹き鳴らす[民数記 10:1-10]

あなたがたが、自分たちの神、
 主の前に覚えられ、
敵から救われるためである。
            民数記 10:9

主は銀のラッパを二本
作るようにモーセに命じます。
そのラッパの役割は
とても重要でした。

その吹き方によって
全会衆が集まったり、
宿営を出発したり。

また戦いの時には
ラッパを短く大きく吹き鳴らし、
全焼のささげ物と交わりの
いけにえの上にラッパを吹き鳴らすとあります。

それはイスラエル人が主の前に
覚えられるためでした。
ラッパは何を象徴しているのでしょうか。
私たちの祈り叫ぶ声でしょうか。

もし祈りだとしたら、
私たちが日々、主に祈ることで、
私たちは主の前に覚えられていることを
知ることができるということでしょう。

主への祈りによって
すべてのことをなすときに、
私たちは恐れることなく
前に進むことができるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたに覚えられていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月16日

主の命により[民数記 9:15-23]

主の命によりイスラエルの
 子らは旅立ち、主の命により宿営した。
               民数記 9:18

主の臨在が幕屋をおおっているとき、
すなわち雲がとどまっているとき
イスラエル人はその場に宿営をします。

また雲が上るときに、
イスラエル人は旅立つのです。
彼らの旅立つタイミングは
主のタイミングでした。

幕屋を立てたばかりなのに、
雲が上がり出発しなければならない
時もあったでしょう。

夜中に雲が上がって、
急遽旅立たなければならない
時もあったと考えられます。

または全く雲が上がらず、
一年、同じ場所でいることも
あったはずです。

その主のタイミングが
イスラエルにとって最善でした。

私たちもいつも主の
タイミングを見計らって
歩んでいくことが大切です。

自分の時ではなく、
主の時に行動し、
主の時にとどまる。

今日の一日も、主の時を見極め、
歩んでいくことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの時を知ることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月15日

主に聞く[民数記 9:1-14]

「待っていなさい。
 私は主があなたがたについて
 どのように命じられるかを聞こう」
             民数記 9:8

過越のいけにえを献げる中で、
一つの問題が出てきます。
それは汚れていたために、
いけにえを献げられない人がいたためです。

その時、人々はモーセに尋ねるのです。
モーセはすぐに自分で判断せずに、
「待っていなさい」と命じます。

そして主の命じられることを聞こうと
彼らに勧めるのです。
その結果、汚れている人、旅路にある人も
献げることが許されました。

「こうでなければならない」とすぐに
決めつけてしまうことがあります。
でも一度立ち止まって、
主に聞くことが大切なのです。

主なる神様はただ闇雲にすべてのことを
禁じられるわけではありません。
私たちの心をよく知って、
私たちの心に寄り添ってくださるのです。
ですからいつでも主に聞いていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころを教えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。